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2008年10月12日 (日)

全国連中央執行委員会見解を批判する

西郡支部の団結をふみにじる
5月18日全国連中央執行委員会見解を批判する


部落解放同盟全国連合会西郡支部

「西郡支部の『第17回全国大会に対する態度』について」(「部落解放新聞」号外2008年6月5日付)は、中央本部が支部を破壊する宣言です。断じて認められません
(下線は、全国連中央本部・中執が「部落解放新聞」号外などで言っていること。)

【1】すでに全国連中央執行委員会は西郡支部つぶしを実行に移している。
 
①全国連中央本部は西郡支部をつぶすため、6月15日の西郡支部大会に、わざわざ6月13日の分裂集会をぶっつけ強行した。
 6月10日の解放新聞は、各支部大会一覧表に6月15日の西郡支部大会を載せなかった。そのうえで、

        6月13日の分裂集会を載せ、 「全支部の力で成功させよう」と書いた

 支部大会を破壊し、支部をつぶそうと狙ったのだ。断じて許すことはできない。
 ②西郡支部は4月の全国連大会に参加しなかった。西郡支部が執行委員と青年部長を解任したY君を、中央本部は発言させた。
 第17回全国連大会は西郡支部つぶしのための大会だったのだ。
 ③全国連中央本部は今や運動のいっさいの目的を西郡支部つぶしに置いている。この間の西郡支部と青年部の団結破壊も、直接中央本部自身が組織したとはっきり認めているのだ。西郡支部は断固として抗議する!

【2】5月18日の中執見解を徹底的に批判する。

(1)4月12日、13日全国連大会不参加について

 ①「全国連本部にたてつくな」、「黙って従え」。
 不参加自体が問題だ。その理由を述べるなどもってのほかだ、というのだ。

        「参加は権利で義務であり」「堂々と大会にきて意見を述べるのが組織
      のルールだ」「不参加の理由書など認められません」

 なぜ大会に参加できないのかを支部が文書で必死に訴えたこと自体が認められないというのだ。だから1月の拡大中央委員会で堂々と反対意見を言ったら、

   「殺したろか」

と暴言が一斉に投げつけられ、脅迫が行われたのだ。
 ②だがこれこそ権力者が正当な意見をつぶすために振りかざす「組織のルール」「民主主義」の正体だ。「西郡支部が自由な方針討論が保証されないと抗議して大会不参加を決めたこと」は、もっともではないか。
 どうして西郡支部見解をいっしょに載せないのか!私たち西郡支部にこそ道義性も正義性もあるから支部見解を一緒には出せなかったのだ。
 ③大会に対して西郡支部は、「大会議案書と一緒に配布してほしい」と要請した。杉並支部は「『革共同による広島差別事件』糾弾闘争方針に反対します」という『大会方針』案への『意見書』を出した。これに対して4月11日、「中央執行委員長瀬川博」名で、「了解しました」。「400部印刷」し、「明日(4月12日)午前10時までに、大会会場に届けてください」、とFAXを送ってきた。西郡支部は、中央執行委員会の責任で刷って配るべきだという立場であった。杉並支部は、このFAXを受けて、「議案に準ずるものとして取り扱う」、当然「大会参加者全員に配布されて議論される」ものとして仕事を休んで印刷し、指示通りに送ったそうだ。しかし全く議論されることはなかった。全国連本部の民主主義がいかに口先だけのでたらめなものであるかを示している。

(2)1月12日~13日拡大中央執行委員会でのN支部長発言について

①N支部長が「奈良の住宅闘争は白旗を揚げることになるのではないか」と言ったことは正しい。「分納」は団結破壊であり敵の闘争破壊の誘い水だからだ。

        2月3日同住連全国代表者会議で、大橋事務局長は、奈良では
       「70年の分納、50年の分納のケースも出た」と報告。17回全国連大会
       では、「奈良に学べ」と分納路線推進が提案され決定された。

 これを聞いた西郡の人は、「子や孫の代まで背負わせたくないから必死でたたかってるのになんでそれが勝利やねん」と言っている。八尾市も供託おろしのためには、20年以上の分納をやっている。しかも「当人が死んでも、子や孫にまで請求する」といっている。分納は行政の分断攻撃への屈服だ。
 応能応益絶対反対を降ろし、分納にどのような理由を付けようが、それは屈服の道だ。「何百万という債務」は、近傍同種家賃や遅延損害金という悪徳サラ金まがいのやり方で作られた「借金」だ。こんな金は、びた一文払う必要はない。
 供託は、団結を守り、応能応益家賃絶対反対を貫く闘いだ。供託をやめ、分納を組織することは、団結を破壊し、応能応益絶対反対を降ろし、国や行政と折り合いをつけようとする敗北主義の道だ。西郡支部は、きっぱりと拒否する。
 ②許せないのは、N支部長をはじめ西郡の住民をたたかう主体としてとらえないことだ。とりわけN支部長の発言を、

       「K会計がメモを回し、そのメモをN支部長が読み上げる形で
       なされた」

とデマを書いていることだ。N支部長は、長年の解放運動の経験から、奈良や本部を批判した。これを「言わされた」かのように描いて、N支部長の人格と経験を否定するという許すことのできないことを言っている。N支部長は、始めから終わりまで解放運動全体の責任を取りきる立場で、なんの闘いの方針も出せない全国連本部・中央執行委員会を鋭く批判した。これに対してまともに反論できないから、「殺したろか」と脅迫した。断じて許すことはできない。

 (3)2月24日集会日程設定について

 ①支部は、12月議会で住宅明渡提訴が裁決された段階で、裁判は2月末か3月初めにあると予想し、2月24日の集会を決めた。先に決めていたのだ。
 その上で「どちらが後か先か関係ない。たたかいの重さを考えろ。うちらは命がけでやってる」(6月15日支部大会会場前でT書記長がY君に言ったこと)という血を吐くような言葉を真剣に受け止めるべきなのだ。住宅明け渡しに対して、Tさんたち三人は、「柱に体をくくりつけても闘い抜く」という命がけの闘い立ち上がっている。この三人と一緒に闘うという立場に立ったなら、日程問題など問題にもならない。
 まして2月18日に、郵便貯金の差押え弾圧があったのだ。年金や生活資金を根こそぎ奪うという、「死ね」という攻撃だ。この攻撃は西郡の供託者だけではなく、三百万部落大衆、労働者階級全体にかけられた攻撃だ。この攻撃に全国の部落のきょうだい、労働者、学生は腹の底から怒った。2.24集会に駆けつけ、あるいはメッセージを送り、供託者を激励し、支部とともに八尾市糾弾に立ち上がった。
 だが、全国連本部は、差押えに対する抗議声明や、激励のメッセージ一つよこさなかった。Y君にも、全国連本部にも、住宅明け渡しや郵便貯金差押え攻撃に対する恐怖はあっても、怒りはないのだ。

 西郡支部青年部員たちは、Y君を批判し、青年部の団結の力でY君を青年部長から解任した。

 Aさん「Y君が、住宅闘争で一番大事な西郡の集会に出席せずに、広島問題の方へ行ったことが、私たち青年部には、仲間を裏切ったとしか思われません。青年部のなかまの何人かにも声をかけて、青年部を分裂させようとしています。私たち青年部にとって絶対に許せないことです」、Bくん「かんじんなときに闘えなかった青年部長はいらない。Y青年部長は仲間のこと、地域のことを考えてないこと、行政に立ち向かわないことがはっきりした。」
 この青年部の怒りと解任決定は正しい。支部執行委員会も、青年部の怒りと一体だ。青年部の決定を支持し、Y君を執行委員からも解任したのだ。
 この支部決定を無視し、全国連本部はY君にニセ青年部を名乗らせ、青年部をかたったビラをまき、支部破壊に全力をあげている。
 全国連本部と裏切り者・Y君を、断じて許すことはできない。

 (4)中執議題の引用について

       「西郡支部は(革共同に)利用され、ぼろ屑のように捨てられる。」
        「正確にはこう書いたのだ」と威張っている。

 だが、西郡支部は、応能応益とたたかわなければ一日も生きていけないからたたかっている。西郡住民は、差別による分断をはねのけて労働者や周辺住民とも団結して闘ってきたしこれからも闘う。
 だが本部は2.18差押えと闘う供託者と一度も一緒に闘ったことがない。

        「西郡住民全体の苦しみや要求は歯牙にもかけない」「西郡の住民
       じしんの自己解放闘争-部落解放闘争としての住宅闘争など、絶対に
       位置付かない。差別行政ともアリバイ的にしかたたかわない」

と革共同を批判しているが、西郡支部から見れば、これは全国連本部そのものの姿だ!
 西郡支部は、労働者階級を信頼し、団結し、権力の弾圧と命をかけて闘う団体や労働組合と共に闘っていく。

 (5)「広島問題」について

一番大事なのは小森糾弾闘争本部長の発言を認め、転向を開き直っている。

        1月拡大中央執行委員会での小森発言 「自民党から解放派からさまざ
      まな党派、あるいは解放同盟にも呼びかけをしてですねすべての勢力を結
      集して真相報告をもってですね、糾弾になっていく」 と全文を出した

 ここで言う「解放同盟」とは西郡では吉村派のことだ。これを

       「長野の部落の現実にあっては部落大衆の中に心ならずも自民党も
      公明党、本部派も、同和会も存在します。その人々に 対しても差別糾弾を
      呼びかけてどこが悪いのですか」と長野の特殊事情だと転向を開き直った。

だが「人々」ではなく、「党派」、「勢力」を結集すると言っているではないか。同じことを楠木事務局長が拡中委の前の中央執行委員会で発言している。全国連本部の方針そのものだ!小森本部長の個人的見解のようにごまかすな!
 だいいち自民党や解放同盟本部派がいるのは長野だけのことなのか。西郡にも、どこの部落にも存在しているではないのか。結局どこの支部でも、

       「自民党や本部派にも呼びかけ」 一緒にやれ、といっているのだ

 吉村派と一緒にやることなど絶対にできない
 「広島事件」は、たたかう敵が、国や大資本の支配階級から、革共同というこれまでともにたたかってきた仲間にひっくり返ったことを示したのだ。
 「広島問題」は、闘う仲間の中であった路線をめぐる論争です。組織の中で解決すべきものを差別として外に持ち出したのは、本部役員が権力と闘わなくなったことを隠すためだ。

 (6)弾圧問題について

 「完全黙秘」「非転向」を貫けなったことについて一言も反省を書いていない。やはり権力弾圧が怖いのだ。これが裏切りの根底にある。
 中田書記長への弾圧は、「解放運動の根絶やしをねらった最大級の弾圧」(大会方針草案)でした。つまり、全国連と私たち全体に、権力と非妥協に闘うか、屈服するかをつきつけた弾圧です。
 <略式命令>とは、罪を認めて軽い罰金刑にしてもらう権力との取引です。その受け入れを決めた全国連側の問題を明確にし、なぜそうなったのか、そして根本的にその誤りは乗り越えられたのかどうか。ここを明確にすることが一番大事なことです。ところが驚くべきことに、全国連本部は、「略式命令」を受け入れたことは間違いであったと一言も言っていない。それどころか

       「西郡の執行部は、弾圧の経験が一度でもあるのですか。弾圧を自分で
       くぐってから.....論議すべきではないでしょうか」と西郡を「非難」する。

 権力との関係が非和解であることを明らかにすることは、弾圧の経験があるかないかの問題ではない。闘いの原則です。それを、

        「デモや闘争ではない事例で逮捕されたときどうするのか。『略式
        起訴』が現実問題になったとき、どうするのか。これらは、決して一概
        にお題目ですますことはできません」 と言っている。

これでは今後も「事情聴取」に応じる、「略式起訴」にも応じるということだ。権力と非和解に闘うことを恐れた、権力への屈服・転向だ。
  あらためて言う。権力とは非和解である。石川一雄さんの不屈の闘いはそのことをはっきり示している。権力を恐れ、屈服していて狭山闘争は闘えない。西郡支部は、住宅闘争で差別行政へのいっそうの怒りを組織し、ムラぐるみの闘いを実現し、石川一雄さんの再審無罪を勝ちとるたたかいの先頭に立つ。

 (7)住宅闘争について

 権力を恐れ、「略式起訴」を受け入れるということと、応能応益家賃絶対反対
を降ろして供託やめ、分納を受け入れることは、一緒のことである。

       「分納も団結しだいでたたかいの武器に転化できる」「団結をより
        強固にすることぬきに、勝利をつかむどころか生活の不満が増し
        団結が崩され、組合の存亡の危機にまで及びます」。

 分納こそ団結破壊なのに、これでは団結が「みんなで裏切るための団結」になってしまう。これこそたたかわない指導部がたたかうものを弾圧するためにいつも持ち出すウソの「団結」論だ。
 応能応益家賃絶対反対を貫くと国・自治体と非和解の激突に発展するしかない。それに恐怖して供託による団結をやめて、分納で敗北の道を進もうとしたが、西郡支部は屈服しなかった。中執にとって西郡支部がいる限り自分達の裏切りを隠し通せない。だから西郡支部つぶしに出てきたのだ。

 (8)「誰の利害のために」

       「西郡支部は革共同と断絶し、全国連で団結しろ」 これが結論だ。

 だが、西郡支部は必死で生きんがためにたたかってきた。そして11月に出会った。動労千葉や全国の労働者学生、韓国民主労総、アメリカなど世界の労働者たちが団結してたたかっている姿を知った。これらの闘いから元気をもらい、西郡は新自由主義と対決する世界のいろんなたたかいの先頭にたっていった。この団結を広げよう。この団結とつながったら勝てる。敵は国であり大資本だ。これとたたかおう。たたかう仲間が敵ではない。
 全国連のたたかう仲間は西郡支部と一体だ。中央執行委員会は完全に向こう側に行ってしまった。このことが中執見解によってはっきりしたのだ。
  全国の部落のきょうだいのみなさん。たたかう仲間のみなさん。
 西郡支部は、新自由主義の差別分断攻撃を打ち破り、労働者と共に闘う真の部落解放闘争を開始しました。300万部落民の怒りを解き放ち、全国連5万人建設に向けて共に闘いましょう。
 なによりも11月2日全国労働者集会の大成功、1万人集会の実現に向けて全力で闘いましょう。西郡支部はその先頭で闘います。(9月12日)以上

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