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2009年5月

2009年5月28日 (木)

5・12弾圧粉砕で準抗告

5月25日、大阪地裁に5・12弾圧粉砕で準抗告

5月25日(月)に、大阪地裁に準抗告の申立を行いました。以下準抗告を掲載します。

                         
準 抗 告 申 立 書

 被疑者、Aの免状不実記載・同行使被疑事件につき、2009年(平成21年)5月12日、大阪府警公安三課司法警察員・橋本正が、八尾北医療センターに対して行った押収処分並びにその前提となった捜索差押許可状の発付に不服があるので準抗告を申し立てる。

                      2009年(平成21年)5月25日

 
大阪地方裁判所刑事部 御 中

 申立の趣旨

1、被疑者、A事件につき、2009年(平成21年)5月12日、 大阪府警司法警察員・橋本正が、八尾北医療センターに対して行った押収品目録交付書記載の物件の差押を取り消す。

 今回の捜索差押許可状の発布そのものが憲法に違反し、また捜索の過程において、憲法が保障する基本的人権を侵害し、憲法35条、刑事訴訟法114条、119条、120条に違反するものであった。
 大阪府警司法警察員・橋本正は、八尾北医療センターの建物管理者である末光道正院長など職員の捜索立会いを求める当然の要求を不法・不当にも拒否し、激しい抗議も無視し、自らが連れてきた八尾市職員と思われる氏名不詳の者を立会人として捜索を強行した。
 しかも捜索終了直後、久原八尾北医療センター事務長を始め職員が捜索証明書や押収品目録の交付を要求したにもかかわらず、押収物があるのか否かにこたえず引き上げた。5月22日になって大阪府警より押収目録が送られてきたが、日付は5月12日であった。何でその場で示さず、10日も過ぎて送ってきたのだ。それでもって侵された権利が回復されるものではなく、ますます違法な捜索と押収であることが明らかとなった。

2、1記載の捜索差押処分の根拠となった捜索差押許可状の発付を取り消す

3、大阪府警公安三課署司法警察員・橋本正は、押収品目録交付書記載の物件を直ちに八尾北医療センターに返還せよ。

4、捜索に際して、本件被疑事件とは何らの関係もなく、捜索・押収の対象物でもない八尾北医療センター労組や部落解放同盟全国連・西郡支部関係のビラや、集会資料などの多数を意識的に写真撮影し持ちかえっているが、その写真、フィルム、ネガの全てを八尾北医療センターに返還せよ。

との決定を求める。

 申立の理由

第1 本件捜索差押処分の存在

 被疑者A被疑事件につき、2009年(平成21年)5月12日、大阪府警公安3課司法警察員 橋本正らは、大阪府八尾市桂町6丁目18番地の1 の八尾北医療センターの建物内の事務室に対し、大阪地方裁判所発付の捜索差押許可状に基づき捜索を行い、押収品目録交付書記載の物件に対して差押処分を行った。

 しかし今回の捜索において、大阪府警司法警察員・橋本正は、八尾北医療センターの建物管理者である末光道正院長、久原正子事務長など職員の捜索立会いを求める当然の要求を不法・不当にも拒否し、あろうことか診療所内に盾を持った機動隊員を導入し、激しい抗議も妨害・無視し、警察自らが連れてきた八尾市職員と思われる氏名不詳の者を立会人として捜索を強行したのである。これは刑事訴訟法114条違反の違法捜索である。
 またカウンター越しに現認したところでは、捜索は、立会人の下に一カ所行うのではなく、捜査員によって何カ所も一斉に行われていた。その間氏名不詳の立会人は、遠くから漫然と立っていただけであった。違法捜索の監視と執行を受ける八尾北医療センターの側の権利の保護、とりわけ医療機関であることからして存在する患者のプライバシーの保護など全く留意されておらず、立会人としての責任を全く果たしていなかった。
 また、捜査員によって、押収とは別に書類の写真がとられていた。これも違法な「証拠採取」、押収と言わなければならない。
 さらに、捜索証明書や押収品目録の請求を久原事務長など八尾北医療センター職員が請求したにもかかわらず交付しなかった。

第2 捜索・差押許可状発付の違憲・違法性

1、申立人は本件被疑事件とは何らの関係を有していない者であり、その事務室は、本件被疑事件と何らの関連性を有するとはおよそ考えられない場所であるにもかかわらず、捜索差押許可状が発付されているが、これは、刑事訴訟法220条・102条2項が、被告人以外の者の住居、建造物への捜索・差押に謙抑的でなければならないとの趣旨を規定していることに反する違法であり、裁判官が右のような捜索差押許可状を発付したこと自体が、「正当な理由」の存在を要求する憲法35条にも反するものである。

2、なお、捜索に対する裁判については、現行法上直接準抗告を認めた規定は存在していないが、
・これを認めないと捜査終了直後にその捜索の違法性を明らかにして、その処分の救済を求める途は失われること
・刑事訴訟法429条1項2号が、「押収」と規定しているのは捜索・押収と考えるのが自然であること、
・「押収」や「勾留」「保釈」に関する裁判に対して準抗告を認めながら、それと同等に重要な処分である「捜索」の裁判に関して準抗告を認めないことは考えられないこと、
・許可状の発付も一種の命令であって裁判であり、「押収に関する裁判」に該当すると考えられること 等の理由から
準抗告は認められるべきである。

 さらに、捜査機関が捜索差押を実施したときは、もはや捜索差押の判の取消を求める利益がないとの考えもありうるが、捜査機関の令状請求が違法であり、それを容れた捜索差押許可の裁判自体が違憲・違法であるような場合であっても、その違憲・違法性を全く問題にすることができないとすることは、憲法35条が住居の不可侵やプライバシーを厚く保護しようとした趣旨を没却すると言わなければならない。
 ちなみに、国学院大学映研フイルム事件最高裁決定(一九六九年三月一八日決定・刑集二三巻三号一五三頁)においては、差押決定の裁判自体が取り消されていることを付言しておく。

第3 本件差押処分の違憲・違法性
1 憲法35条は、住居等の不可侵を基本的人権の一つとして保障し、それを現実的に保障するために、司法的抑制としての令状主義を採用している。
 この令状主義の最も最低限の要請は、捜査機関による無差別の捜索・押収を防止することにあった。すなわち、いわゆる一般令状の禁止がこれである。憲法35条は、この一般令状禁止を具体化するために、「正当な理由」に基づいて発せられた「各別」の令状を要求した。
 そして、その「正当な理由」とは、具体的には、犯罪の相当な嫌疑の存在、捜索場所並びに差押目的物と当該事件との関連性の存在、捜索・差押の必要性の存在を意味するものである。本件差押処分では、これら全ての点において「正当な理由」は存在しない。
  まして、今回捜索対象とされたのは、人の命と健康を預かる診療所である。今回は大事に至らなかったとはいえ、高齢者の患者さんは、血圧が高くなったり、気分が悪くなった人が多く出ている。いったい家宅捜索がどういう事態を生み出すのか、を考えて令状が発布されたとはとうてい思えない。
2、今回の捜索において、大阪府警司法警察員・橋本正は、八尾北医療センターの建物管理者である末光道正院長など職員の捜索立会いを求める当然の要求を不法・不当にも拒否し、激しい抗議も無視し、自らが連れてきた八尾市職員と思われる氏名不詳の者を立会人として捜索を強行した。
 これは、建物等の内で捜査令状の執行が行われる場合において、その建物の管理者等の責任者を立ち会わせることにより、執行を受ける者の権利の保護を図るとともに、その手続きの公正さを担保しようとする刑事訴訟法第114条の趣旨に全く反し、同法第105に規定された職業上の守秘義務にもとづく押収拒絶権者(医師等)の拒絶権行使の機会を奪うものであり全く違法な捜索である。
 施設管理者である末光院長が、8時から診療であるにも関わらず、抗議する末光院長を排除して捜索を強行した。警察機動隊を多数受付横の事務所入り口に盾をもって封鎖して診療の妨害を行った。また患者さんは警察の横暴なやり方に怒り、血圧が上がり、気分を悪くした者も出てきた。診療に対する妨害である。当然、高齢とはいえ患者さんたちが機動隊が盾を持って乱入することに対して、強く抗議した。これに対して、機動隊員は、盾で威嚇し、「文句を言うやつは逮捕するぞ」なる暴言を吐いている。これが患者に言う言葉か!断じて許されない!
  しかも捜索時、机の上には、患者さんの個人情報が多数あったのであり、無差別に写真撮影をして持ち帰っている。これは個人情報保護法違反である。医療機関であり、個人情報(患者情報)保護の責任者を必ずつけなければならないにも関わらず、事務長が再三立ち会いを要求したにも関わらず、立ち会わさなかったのは警察権力による個人情報保護を破壊したことでありゆるせない。
  またこの不当な捜索のために、事務室は使えず、重大な診療妨害を受けた。このため、来ていた患者さんたちにも精神的肉体的ダメージを与えただけではなく、八尾北医療センターが行っている患者さんの送迎にも支障をきたし、診療所の車を待つ患者さんを不安に陥れ、治療にも重大な影響を与えたのである。
 しかも、捜索終了の言葉もなく、橋本正と氏名不詳の立会人以下大阪府警の捜査員と機動隊は、診療所から出て行こうとした。久原事務長など八尾北医療センター職員が「押収物があるのかないのかはっきりしろ、押収物があるのなら押収目録を出せ、勝手に持って行くのはドロボウやないか」と強く弾劾し、要求したにもかかわらず、大阪府警司法警察員・橋本正は、一切こたえなかった。捜索証明書や押収品目録を交付しなかった。これは刑事訴訟法、119条(捜索証明書の交付)、120条(差押え目録の作成と交付)に反する違法なものである。
 さらに5月22日に差押え目録が送られてきたが、捜索状況から見て、押収物がこれだけだったのか、とうてい信用できるものではない。

3 したがって、本件差押処分は、憲法35条が住居等の不可侵を実現するために要求している「正当な理由」に基づく処分とは到底言えるものではなく、本件差押処分は違憲・違法な処分であるから、直ちに返還されなければならない。
 また捜索そのものも違法なものであるから、違法捜索で押収した物と、この捜索過程で写した写真とフイルム、ネガのすべてを八尾北医療センター側に返却すべきである。

第4 結 語

 よって、本件捜索許可の裁判と本件差押処分は、いずれも憲法35条に違反する違憲・違法なものであること、刑事訴訟法114条、119条、120条に反する違法捜査であることから、押収品目録記載の押収物、および捜索中に写した写真・ネガなどを直ちに申立人に返還されるべきである。
  また立会人の名前・所属を明らかにすべきである。                                    iいじょう

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5・23狭山集会

関西狭山集会、200名を超える結集で大成功!

狭山闘争と住宅闘争を両輪に新しい解放運動切り開こう

5・23関西狭山集会は、5・12弾圧をうちやぶり、西郡、全関西から200人をこえる労学が集まり、大成功しました。今年の狭山集会は、西郡支部と八尾北労組とともに、関西労働組合交流センターが新たに主催者に加わる三者共催で勝ち取りました。関西解放共闘再建に向けた闘いの始まりです。 さあ次は6・14-15だ。闘いを進めよう。 Dsc01557Dsc01561_2
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(写真左端は基調報告をする八尾北労組・藤木好枝委員長。写真右端は一緒に登壇して発言した森本政二夫妻)                

以下5・23関西狭山集会の基調報告を掲載します


石川一雄さん不当逮捕46ヵ年糾弾!
戦争・改憲と民営化・労組破壊粉砕!
労働者の団結の力で弾圧はね返し、狭山闘争・住宅闘争に勝利しよう!
 
       
5・23 関西狭山集会 基調報告 


【一】5・12大弾圧はね返し、2・26闘争の団結を拡大しよう !

(1)追いつめられた国家権力による大弾圧
 -八尾北医療センターへの不当で違法な家宅捜索弾圧を徹底弾劾する!-
 ●東の法大闘争弾圧-4・24闘争6名逮捕2名起訴/織田全学連委員長を公務執行妨害で逮捕/新たに暴処法違反や建造物不法侵入などで12名逮捕
 ●西の西郡闘争弾圧-Aさんを免状不実記載・同行使で逮捕。9カ所を家宅捜索。8名に呼び出し状。Aさんは昨日5月22日釈放された。

(2)資本主義は本当に終わりだ-根底的変革を求める団結が敵を追いつめ、むき出しの  国家暴力を発動した弾圧以外なくなっている

 ①法政大学の闘いは、新自由主義が資本主義の最後の姿だということを暴き、追いつ め、労働者の手に社会の全てを奪い返す団結の砦だ
 ◇「真理を追求する大学」が金儲けに
 すでに国立大学も民営化され、道州制は公教育そのものをなくす攻撃です。「教育もサービスだ、金で買え」と。だが卒業してもワーキングプア。だから「資格をとれ」と限りない競争にたたきこみ、親も子も搾り取る。「就職内定取り消し」攻撃も資本に抗議するどころか「大学に残してやる」と金儲けに変えてしまうのです。授業料など653億円を株に投資して8億円損。何人の学生が授業を受けられる額か!今年は受験生が1万人も減り、大学は学生の決起が「大学の営業権を妨害」していると訴え、オープンキャンパス周辺での宣伝活動を禁止に。破ったら罰金100万!これを裁判所が認める決定をしたんです。学生は商品じゃない!
 ◇監獄大学ぶっつぶせ !
 150台の監視カメラと暴力ガードマン。06年3月、立て看板撤去に抗議した学生29名逮捕。「一人の仲間も裏切らない」と団結する学生を、次々と入校禁止。学内に立ち入ったら逮捕。そして停学・退学。すでに107名が逮捕されています。
 ◇4月24日ついに1500名の法大生が授業放棄し、法大解放に決起した!
 「暴力行為等処罰に関する法律」とは戦前治安維持法の翌年制定された。「集団を罪」とし徹底的に労働運動や農民運動を弾圧した。敗戦でも廃止せず残している。
 新自由主義は「自由」をうたいながら行きつく先は、国家と天皇、弾圧と戦争なのです。「支配者には明日の社会をまともに運営する気はさらさらない。分断された労働者家族が階級的に団結することこそ私たちの展望だ。労働者には医療も福祉も、教育も住宅も全てを保障する力がある。プロレタリア独裁権力を樹立しよう」「自由とは誰からも干渉されないことではなく団結すること」(5・10織田委員長)。

 ②2・26強制執行実力阻止闘争が切り開いた地平への恐怖の弾圧
 ◇5・1 2八尾北弾圧を徹底弾劾する !
 早朝7時から不当な家宅捜索を許さず南入口で徹底弾劾し、宣伝カーも回しました。焦った大阪府警公安三課橋本正は、9時頃機動隊を北側から乱入させ事務室を封鎖しました。そして盾で待合室の患者さんを脅し、事務長や労組委員長の立会要求を暴力で排除して警察が勝手に「立会人」をでっちあげ家宅捜索を強行したのです。職員、患者一体になって弾圧に抗議し、団結して診療をもぎ取り闘いました。10時、警察と「立会人」は押収品目録も出さず走って逃げ、私たちは「泥棒!何を押収したかはっきりせえ!」と追いかけました。機動隊が阻止線をはり、やっとのことで交番にかけこんで車で逃げ去ったのです。

◇「免状不実記載」は弾圧の口実です。弾圧の意図があって事件をでっち上げるのです。
 
◇ただちに翌1 3日市役所と裁判所で朝ビラ、午後大阪地裁令状部に抗議闘争に立つ。
 
◇5・1 6八尾市住管が西郡住宅に配布した「お詫びとお願い」のビラを許さないぞ !
 2・26から3ヶ月もたった市役所が休みの土曜に焦ってこのビラを出してきました。これは、私たちの5・12弾圧弾劾闘争の勝利に追いつめられた悲鳴です。
 ビラは2・26を「一部の団体等」が「住民の平穏な生活を脅かす集団で大騒ぎ」したとえがき警察の八尾北弾圧は当然と必死で加勢し、弾圧拡大を要請するものです。絶対許さない!生活を脅かす最大の問題は応能応益家賃です。
 今、企業は派遣切りだけでなく工場閉鎖などで膨大な労働者を解雇し、住む家を奪っています。こんな時に行政が機動隊を導入して住宅明け渡しの強制執行をするなど、どんな理由があっても通りません。それを強行する新自由主義=応能応益=道州制は破綻しています。絶対反対で闘えばつぶせる、そが2・26闘争でした。
 八尾市と地区協の結託支配も、森本さんが「もう失う物はない。トコトン闘い、誇りある人間として労働者の団結に生きる」と決起して破産させました。「この村で生きたい」住民を国家権力の暴力でたたき出す、こんな支配は続く方がおかしい。だから彼らは供託者の団結つぶしに全力を挙げています。ふざけるな!

 ◇2・26闘争の全体を牽引した八尾北労組のストライキ決起
 八尾北労組のストは、家をとられようとも「強制執行来るなら来い」と決起する森本さんに、労働者が賃金奴隷の鎖を引きちぎって資本主義の墓堀人として団結した決起でした。これが医師も患者もひとつの労働者階級として団結することを可能にしました。八尾北労組は初めてのストが実力闘争という、平時なら10年でもかかるような飛躍を一気に経験しました。
 支部・労組・守る会、地域の労働者、全国のきょうだい、労働者が、森本さんとスクラムをくみ、逮捕辞さずで国家権力と激突し、団結はうち鍛えられました。
 まさに八尾北労組の登場は、これからの「戦争か革命か」の時代を分かつ決定的な意味をもっています。

 ◇5・1 2弾圧で警察権力と八尾市は墓穴を掘った。
 はっきりしたのは、警察も裁判所も資本家の道具だということと、2・26の闘いの勝利と敵の危機の深さです。弾圧はより分厚い労働者の怒りと団結を引き出しました。「もう警察が怖くなくなった」(労組員)「墓穴を掘ってるんや」(支部員)。

(3)5・1 2弾圧で革命情勢はさらに深まった。
 全国各地で「西郡のように闘おう」と、特に全国連本部揺るがす広島の決起(今日西郡支部と八尾北労組も参加して同時開催)、さらには静岡県営住宅の日系ブラジル人労働者の退去強制反対闘争など、大きく広がっています。
 住宅闘争基金を全力で組織しよう。森本さんの花屋の再建-営業用冷蔵庫をカンパしよう。
 世の中を根底的に変革し、労働者の手に全てを奪い返そう。私たち労働者が団結すればできます。


【二】狭山闘争を復権させ、石川さんと団結しよう

(1)石川一雄さんは、不当逮捕から46年、国家権力による部落差別・階級分断攻撃を糾 弾し、権力打倒に屹立する、私たち労働者の誇るべきリーダーだ
 1963年、狭山事件で誘拐犯を取り逃がした警察は、60年安保闘争で揺らぐ支配の危機に恐怖し、部落に集中的見込み捜査を行い石川さんをでっちあげ逮捕しました。ウソとダマシとオドシで一審で死刑判決を下し、一切を闇から闇に葬りさろうしたのです。「俺は殺ってない」と石川さんは国家権力に真っ向立ち向かい、獄中で文字を奪い返し、無期確定後も直ちに再審を請求し、権力による連綿たる部落差別を徹底糾弾してきました。「再審をおろせば出す」という攻撃にも断じて屈さず95年仮釈放をかちとり、正真正銘の権力打倒まで決してやむことなき闘いを貫いています。石川さんと狭山闘争は、歴史の節々で、資本と権力による全体重をかけた団結破壊・階級分断攻撃をうちやぶり、団結を守り抜いてきた労働者階級の砦です。

(2)74年9月、狭山差別裁判糾弾闘争に労働者1 1万人が日比谷公園に決起した
 労働者は、ストレートに石川一雄さんの無実の訴えにこたえ、権力の差別裁判への怒りを共有して、職場から地域から日比谷公園に結集しました。これに対して、74年10・31寺尾は無期判決を下しました。
 西郡闘争が切り開いてきたように労働者としてひとつに団結し、「裁判所くそ食らえ!」で闘えば乗りこえられたが、当時の総評労働運動と解放同盟は判決を乗りこえる闘いを恐れて撤退し、崩れてしまいました。
 ちょうど74~5年恐慌で、戦後の国家独占資本主義政策では資本のいきづまりを打開できず、ここから新自由主義(レーガン、サッチャー、中曽根)攻撃が始まりました。無期判決は11万決起を体制内に抑え込み、資本主義の打倒に向かわせない攻撃そのものでした。当時はまだ、職場生産点で資本と非妥協に闘い、資本主義を打ち倒す労働運動、労働組合の団結が未形成だったのです。

(3)国鉄分割・民営化絶対反対 ! ストライキ決起した動労千葉
 「国労をつぶして総評と社会党を解散させ新しい憲法をまつる」、これが87年の国鉄分割・民営化です。ほかの全ての党派・労働組合は裏切り屈服しましたが、動労千葉は全員がクビを覚悟して絶対反対の2波のストライキをたたかって団結を守り抜いたのです。そして今に続く「国鉄1047名解雇撤回闘争」を生みだしました。
 職場生産点で資本と非和解に闘う団結が、分断を打ち破って階級的に団結できる力です。1047名国鉄解雇撤回闘争は、寺尾無期攻撃を深部で打ち破り、石川さんと団結する労働組合運動を形成してきたのです。

(4)世界大恐慌の時代における狭山闘争の位置と役割
①3度目の「戦争か革命か」の時代-300年の資本主義の終わり
 6000万労働者を食わせられない時代です。資本主義の危機は結局は戦争にいきつき、労働者同士に殺し合いをさせるのです。だが、労働者は「生きさせろ!」と資本と国家への憤激をつのらせて必ず決起します。
 戦争を止める力は労働者の国際的団結にあります。分断=団結破壊と闘う砦である狭山闘争を日本の階級闘争がもっている意義が今ほど輝くときはありません。 
②労働組合を甦らせよう
 今の時代、労働者の団結=労働組合こそ社会を根底から変革する主体です。「会社あっての労働者」「労働組合はどうしようもない」というような体制内派がふりまく労働者蔑視の思想に負けさえしなければ、すごいことができます。
 何よりも労働者は自己解放の闘いとして差別に怒り分断をのりこえ団結する存在です。日比谷11万決起を見たら分かります。問題は指導部とその路線です。
 要求実現のための団結でなく、団結を目的に闘いましょう。本当の団結を実現したとき解放的力が労働者の中から泉のように湧いてくることを私たちは2・26闘争で実感しました。
③西郡闘争は、全国連西郡支部と八尾北労組を実体に、実践的に74年1 1万決起を乗りこえ、寺尾無期攻撃をうちやぶる狭山闘争勝利の路線と主体的力として登場した
 西郡支部と供託者の闘いは12年、法が変わろうが、最高裁判決がでようが、差し押さえや明け渡し攻撃がこようが、おかしいことはおかしいと、応能応益絶対反対を実力で貫いてきました。それが2・26闘争に結晶した地平です。
 これこそ石川さんと全く同じ闘魂です。権力に屈服した解同や全国連本部を打ち倒し、石川さんと団結できる解放運動の砦が西郡支部です。
 新自由主義と22年、営々と闘ってきた1 1月派=動労千葉派の労働運動が土台になり、八尾北労組がストライキ決起して、分断を打ち破り、ひとつの階級的団結で2・26強制執行と闘いました。今こそ石川さんと団結し、狭山闘争の責任勢力として前進しましょう。

(5)本日の集会は、労組交流センターが主催者に加わり、全関西集会になりました。そ して、東日本解放共闘集会、広島解放共闘集会と全国三カ所で同時にかちとられて います。門野裁判長が来年2月退官予定で、第三次再審棄却攻撃が切迫しています。 団結して狭山差別裁判徹底糾弾-再審要求を階級裁判として闘いましょう。

【三】闘いに敵対する解放同盟本部派(地区協)と全国連中央本部を打ち倒そう
 
 恐慌と政治危機に直面し、体制の内側から戦争衝動が激しく吹き上げ、差別主義と排外主義が激しくなっています。
 労働者階級への絶対的信頼がないと差別の洪水と反動の嵐しか見えません。国鉄4者4団体派、連合や全労連と同じように、体制内解放運動指導部の役割は、階級的な物の見方を曇らせ、差別を持ち込む資本の分断攻撃に屈服し、ますます細くなる分け前を行政からもらう取り引きに差別を使い、労働者を売り渡しても自分だけは助かろうとあがく(平然と「見返り」を要求)存在です。
 2・26は体制内を根底からぶっ飛ばす地平をつくり出しました。「西郡のように闘おう」と足下から激しく彼らは揺さぶられています。

(1)解放同盟本部派(地区協)を追放、打倒しよう !
 ①狭山闘争の原点を踏みにじり、石川さんをはずかしめている
  95年、再審おろしの仮釈放攻撃の先頭に立ったのが解同本部でした。
  そもそも彼らは「第二第三の石川さんになろう」ではなく「第二第三の石川さんにならな いため」に学促や子ども会活動などを組織してきました。狭山闘争を行政からモノをとる取引 の道具におとしこめてきたのです。
 ②裁判員制度を「市民参加の主旨に賛成」と賛美し推進
  わずか3~5日で、死刑・無期の重大裁判を素人の裁判員にさせることは、えん罪を作  るだけです。国家統治する側に立たせ、裁判員になることを義務として労働者に強制する一種 の徴兵制。資本主義の危機救済が根底にある。石川さんの46年の無実の叫 びと権力 打倒、団結を求める闘いを足蹴りにするもので絶対許せない!
 ③吉村議員の「見返り」発言は断じて許せない
  3月議会で、「森本さんへの強制執行は当然、よそもんが騒いだだけ」と憎しみを露わに し、「供託は滞納だ、追い出せ」と要求。その上で「見返りをくれるというから応能応益 を認めた、見返りを早く実行してくれ」と白状しました。
  もはやこれは差別をなくす運動ではなく、村を分断し私物化して、差別を取引の手段にす るもので、解放運動でも何でもありません。
  権力弾圧の先兵=解同本部派(地区協)を村から追放し、打倒しよう。

(2)権力に投降した全国連中央本部を私たちの手で打倒する時が来た
 ①狭山闘争の破壊者に転落
  全国連本部は、すでに深々と権力弾圧に敗北屈服し、奴隷に成り下がっている存在です。
  彼らは広島差別事件でっち上げ以来、糾弾闘争を明確に国家権力や資本と闘う労働者 に向けてきました。そのことがさらにはっきりしたのが2・26闘争です。 
  だから狭山闘争を闘っているポーズをとることに必死なのです。彼らに国家権 力打倒に燃 える石川さんと団結なんかできません。闘争破壊者です。
 ②2・26闘争への敵対と破壊
  「強制執行には理由がある」と敵の側に完全に立ちました。「森本さんは家も店も別にあ る」とデマをインターネットでばらまいています。そして宇田(二組・河内合同労組)を使っ て森本さんに接近してきましたが、森本さんは「おまえは全国連本部か!」と正体を見ぬき、 徹底的にたたき出しました!
  権力弾圧に骨が折れ、「強制執行になれば勝てない」と屈服し、「もう供託をやめよう、 分納しても敗北じゃない」と分納路線を全国で組織化しています。
  何より「ストは地域医療の放棄。患者迷惑だ」「広島事件と同じ差別事件だ」と差別事件に でっち上げたのです。これは資本権力のスト撲滅論そのものです。
③「西郡のように闘おう」と全国連中央本部は足下から揺さぶられ続けています。だから 西 郡支部をつぶすことが一切の実践方針になっています。望むところです。全国連  本部を打倒し、全国のきょうだいは西郡支部と団結しよう。


【四】6・14~15連続闘争で1 1月1 万結集の扉を押し開こう
 
 ●国鉄1047名解雇撤回 ! 改憲阻止 ! 法大学生弾圧粉砕 ! 麻生政権打倒 !
 ◇6・14全国労働者総決起集会 午後1時 東京代々木公園(けやき並木) 
 ◇6・15反弾圧全国労学総決起集会 11時(東郷公園)12時半(外濠公園)

 ●大恐慌を革命へ !
 国鉄で、法政大学で、森精機で、西郡で、三里塚で、沖縄で、弁護士が、医師が、道州制粉砕闘争が、住宅追い出し反対が、獄中34年星野文昭さん奪還の闘いが、あちこちで火を噴いています。これをひとつの団結に高める場が6・14~15連続闘争です。
 勝利の鍵は、国鉄1047名闘争を先頭に、自治労100万・日教組30万など、国家支配機構の体内深く、全国に根をはる四大産別決戦が握っています。
 ここに戦争を止め、世の中を根本から変革し労働者の社会をつくる力があります。2・26闘争でかいま見ることができましたが、私たちの闘いは、市役所や市民病院、学校をはじめ決定的に労働者の心を揺さぶり、体制内運動からの分岐をつくり出す力を持っています。ドンドン労働者の中に入っていきましょう。
 いまや世界は革命情勢です。労働組合が軸になり、青年学生が団結したら、途方もないエネルギーが爆発するに決まっています。
 労働者の団結で、狭山・住宅闘争を両輪に、部落解放闘争の大前進を切り開こう。
 6・1 4~1 5から1 1月 1 万結集へ闘おう !

2009年5月23日

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2009年5月22日 (金)

5・23狭山集会に集まろう

石川一雄さん不当逮捕46ヵ年糾弾!労働者階級の団結の力で弾圧をはね返し、狭山闘争・住宅闘争の勝利をかちとろう

5・23狭山集会に集まろう

■5・23狭山集会要項

石川一雄さん不当逮捕46ヵ年糾弾!
戦争・改憲と民営化・労組破壊粉砕!
労働者階級の団結の力で弾圧をはね返し、

狭山闘争 ・住宅闘争の勝利をかちとろう

□5月23日(土)夜7時開始
    6時20分~DVD「2・26西郡住宅強制執行実力阻止闘争の記録」上映

□桂人権コミュニティーセンター (八尾市桂町2-37)
□主催/部落解放同盟全国連西郡支部
     八尾北医療センター労働組合 
     関西労働組合交流センター 
 

5・23集会の成功で5・12-13弾圧粉砕しよう

Pdvd_059 5月12日、警察が、盾を持って診療中の八尾北医療センターに襲いかかるという前代未聞の大弾圧を、八尾北労組・支部・守る会・患者も怒ってはね返した。
 容疑は「免状不実記載・同行使」。Aさんの免許証に書いた住所と実際に住んでいるところが違うと勝手に決めつけ、Aさんを逮捕した。Aさんが森本さんへの強制執行阻止闘争を闘い、2月25日、マイクロバスを借りたことをもって八尾北医療センターに襲いかかってきた。しかも警察はあらかじめ「八尾市職員」を「立会人」として用意し、病院の管理者である久原事務長が立会させろと言っても機動隊の盾でPdvd_030 妨害した。 みんな怒って機動隊を弾劾した。追いつめられた大阪府警は、差押目録も出さず、「立会人」を守り、脱兎のごとく逃げ帰ろうとした。そんなこと許せるか。八尾北労組は西郡交番まで幾度となく機動隊の盾に突進し、捜索査責任者橋本正を追及した。13日には、捜索令状を出した大阪地裁令状部と和田裁判官に抗議に行き、徹底的に追及した。
 この弾圧の凶暴さこそ、ストライキで立ち上がった八尾北労組と西郡支部の闘いが全国の最先端の闘いであり、全国で2・26につづく実力闘争が続くことに対する八尾市、国家権力・警察の恐怖の表れです。この弾圧は法政大学で行われている学生弾圧と一体です。
 権力に対する不屈非妥協の闘いこそ石川さんにつながる闘いだ。
5・12弾圧をはね返し、2・26闘争の団結を拡大しよう。5・23集会の成功で反撃しよう。

【写真説明 上)機動隊の盾に突っ込み、脱兎のごとく逃げる「立会人」(真ん中のスーツを着た男、「八尾市職員」)を追及する八尾北労組 下)あわてて逃げる捜索責任者・大阪府警公安三課橋本正】

5月23日狭山集会に参加しよう

 石川一雄さんは、1963年5月23日に、「女子高校生殺害事件」ででっち上げ逮捕された。よしのぶちゃん誘拐事件に続き「犯人」を取り逃がすという大失態をした国家権力・警081027 察は、生み出された支配の危機を、部落に集中的に見込み捜査を行ない、部落青年を「犯人」に仕立て上げたのだ。
 ニセの「証拠」をつくり、うそとだまし、差別と脅し、差別論告により、一審は半年で死刑判決を下した。国家権力による部落差別であり労働者階級への分断攻撃だ。
 「おれはやっていない」と46年間にわたって国家権力と真っ向からたたかってきた。「権力打倒に燃え、完全勝利を手中に収めるべく全力で闘い抜く」(昨年の5・23アピール)と、決意をかたる石川さんは労働者階級の指導部です。
 資本主義の終わりが始まった。石川さんのたたかいが、腐りきった国家をひっくり返す闘いなのです。部落民も労働者だ。分断攻撃を打ち破り、労働者としての一つの団結を強め、国家権力と闘う中に勝利がある。高裁門野打倒。第三次再審闘争の勝利かちとろう。狭山闘争と住宅闘争を両輪に、新しい解放運動を切り開こう。
 解同本部派=吉村派は、狭山闘争を権力による差別事件として闘うのではなく、「第二第三の石川さんをつくらない」学力保障運動にねじ曲げ、狭山闘争を資本・権力へのお願い運動に落とし込めた。行政に「見返り」を要求する運動は解放運動ではない。地区協・本部派を打倒しよう。【写真は昨年10月27日西郡で闘われた寺尾判決34ヵ年糾弾10.27狭山集会】

強制執行の最大の擁護者として登場した全国連中央本部許すな

 全国連中央本部は、権力弾圧に全面屈服・投降した。狭山闘争を語る資格もない。それをごまかすために応能応益絶対反対で闘う西郡支部を破壊しようと必死だ。八尾市の強制執行に賛成するだけではなく、八尾北労組のストライキ撲滅叫び、八尾市の強制執行の最大の擁護者になり果てた。部落のきょうだいが強制執行で自宅と店を奪われる事への怒りが全くない。森本さんにだまして接近し2・26闘争をつぶそうとした。断じて許すことはできない。裏切り者、吉岡剛志や宇田浩二を使った第二組合をでっち上げ許すな!全国連中央本部の西郡支部と住宅闘争破壊を叩き出そう。(09年5月21日付け)




八尾市と地区協、国家権力が結託した森本さんへのウソと闘いの破壊許すな

ウソとデマの八尾市のチラシ徹底弾劾! 

5月16日午後から、住宅管理課は『お詫びとお願い』なるチラシを一斉に西郡市営住宅に配った。2月26日からすでに三ヶ月がたって、何が「お詫び」だ。これこそ、5月12日の警察の八尾北弾圧に呼応し、八尾市・地区協が結託している証拠だ。発行日付も責任者の名前もない。「一部の団体が騒いだ」と書いて警察に弾圧を要請している。追いつめられたあがきだ。2・26強制執行阻止闘争は、地区協と結託した住民追い出し=民営化=道州制攻撃を打ち砕いた。
追いつめられた地区協・吉村議員は、3月議会で応能応益家賃制度は「見返りを求めて認めた」と白状した。一部の者の利権のために応能応益制度が導入されたのだ。住民の合意はなかった。破産する応能応益家賃制度を直ちに廃止せよ。
 チラシは、森本さんを「迷惑行為」と描く悪口に満ちあふれており、怒りなしには読むことはできない。 森本さんは、「ずっと住み続けることができると住管に言われて、借金をして犬を団地から出してガレージで飼うようにした。店も改造した。改善も期限内にやったのに『やってない』、『連絡がなかった』とウソをついて、住宅追い出す住管は許せない」と怒っている。しかも議会で一切審理できないように議会最終日に住宅追い出しの議案を出したのだ。理由なんて何でもかまわない。住民追い出しが初めからあったのだ。ウソとだまし、差別と脅しの住管許すな!森本さんは、「人間としての誇り」をまもり、「労働者の団活に生きる」と立ち上がったのだ。森本さんとの2・26の団結強めよう。

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2009年5月21日 (木)

5・23狭山集会の大成功で、弾圧に反撃しよう

5月23日狭山集会の大成功で、5.12-13弾圧粉砕しよう。

■5・23狭山集会

石川一雄さん不当逮捕46ヵ年糾弾!
戦争・改憲と民営化・労組破壊粉砕!
労働者の団結の力で狭山闘争 ・住宅闘争の勝利かちとろう


□5月23日(土)夜7時開始
    6時20分~DVD「2・26西郡住宅強制執行実力阻止闘争の記録」上映

□桂人権コミュニティーセンター (八尾市桂町2-37)

□主催/部落解放同盟全国連西郡支部
     八尾北医療センター労働組合 
     関西労働組合交流センター 

5・12-13弾圧粉砕。5月13日、不当な捜索令状をだした大阪地裁令状部と裁判官和田将紀に抗議に行った。令状部は、私たちの抗議に「仕事ができない」といった。ふざけるな。警察のいいなりにお前達が出した令状でどんなことが起こったのか知っているのか!お前達が出した令状で、機動隊が盾を持って診療所に乱入し、楯を構えて診察を妨害したのだ。それに対して、八尾北労組員を先頭に、患者さんたちも血圧が上がるのをものともせず抗議した。命のぎりぎりのところで闘われたのだ。令状部に、参加者は怒りをたたきつけ、和田裁判官を出せ!と弾劾した。
 以下、このとき令状部で読み上げ、和田裁判官わたすことを約束させた八尾
北医療センター労組の抗議文を掲載します。翌日、令状部の書記官から「抗議文は和田裁判官にわたしました」と連絡が藤木委員長に入った。




                  抗 議 文

大阪地方裁判所令状部 様
裁判官     和田将紀 様

                                                                2009年5月13日
                                   八尾北医療センター労働組合
                                                                委員長 藤木好枝
          
 でっち上げ逮捕されたAさんの免状不実・同行使容疑を口実に、5月12日早朝大阪府警・公安三課橋本正によって八尾北医療センターへの家宅捜索が強行された。この家宅捜索は、全く違法・不当なものであり絶対に許すことはできない。
 私たちは、家宅捜索の令状を出した裁判官和田将紀と、大阪府警公安三課を徹底して弾劾し闘う。

①容疑の違法性
 そもそも、免状不実記載・同行使なる容疑は、弾圧のための弾圧ともいうべき、全く不当なものである。警察が勝手に住んでいないと決めつけ、逮捕することはまったく不当と言わなければならない。あるいは、現住所と実際に住んでいるところが違う人などいっぱいいる。ほとんどの国会議員などの政治家はそうだ。免状不実などと言うことを口実とする逮捕は、政治弾圧以外の何ものでもない。
 しかもAさんへの弾圧を口実に、八尾北医療センターに対して家宅捜索をすることは全く違法なものである。とりわけ捜索令状に、「『八尾北医療センター』の活動実態を明らかにする、約款、名簿類、機関紙、ビラ、計画・支持・報告・連絡などの文書類及びこれらの原稿類」と明記し、押収しようとしていることだ。
 今回の弾圧の目的が、八尾北医療センター労働組合が、2・26八尾市による森本さんの店と住居を奪う強制執行に対して、ストライキで立ち上がり、全国の労働者の闘いの最先頭で闘っていること、八尾北医療センターが団結の砦になっていること、に恐怖した八尾市・警察・国家権力による大弾圧である。また、道州制反対・全国の住宅闘争の最先端で闘う西郡住宅闘争をつぶす政治弾圧である。断じて許すことはできない。

②立会の拒否
  八尾北医療センターの管理責任者である末光院長は不当な捜索であると徹底的に弾劾してたたかった。大阪府警は、あらかじめ用意していた人物を「立会人」に仕立て、抗議するものをおしのけ、強引な捜索を行った。机の上や引き出しの中を引っかき回し、書類の違法な写真撮影を行っている。「立ち会わせろ」と久原事務長が再三要求したにもかかわらず立会を拒否し、約一時間にわたって捜索を行った。また事務室への入室を妨害し、業務を妨害した。
 これは刑事訴訟法114条に違反する行為である。 断じて許すことはできない。
  捜索後、押収目録を見せよ、押収物がないのならない事を文書で出せと言ったが、何も答えず、公安三課の橋本正と氏名不詳の『立会役』をした人物は、脱兎のごとく逃げていった。
            
③捜索の不当性
 そもそも今回の捜索は、午前7時頃という診療時間にかかる時間に捜索に来たこと。患者さんが次々診察に訪れている待合室に、楯を持った機動隊が突入し、盾で患者さんを威嚇・封鎖し、診療活動を妨害したことである。この機動隊による診療所内への乱入に対して、「医療を妨害する警察は許せない」と多くの患者さんが抗議に立ち上がり、患者さんのなかには、自身の血圧が高くなり気分が悪くなった人がいたが、それでも警察の不当な捜索に抗議しつづけたのです。

④大阪府警は、直ちに八尾北医療センターと八尾北医療センター労働組合、全ての患者さんに謝罪せよ。違法に写真撮影したネガと焼き付けた写真を直ちに引き渡せ。
 この不当な捜索令状を出した大阪地裁刑事第10部、和田将紀裁判長は、差押え令状の撤回と謝罪を行い、逮捕したAさんを直ちに釈放せよ。

⑤私たち八尾北医療センター労働組合は、今回のでっち上げ弾圧を断固はね返し、労働者階級の団結の力で粉砕することをきっぱりと宣言する。

<スケジュール>

■差押え弾劾裁判

□6月5日(金)11時~
□大阪地裁807法廷

□10時半から裁判所北門で集会をおこないます。






 

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2009年5月15日 (金)

スケジュール

スケジュール

■5・23狭山集会

石川一雄さん不当逮捕46ヵ年糾弾!
戦争・改憲と民営化・労組破壊粉砕!
労働者の団結の力で狭山闘争 ・住宅闘争の勝利かちとろう


□5月23日(土)夜7時開始
    6時20分~DVD「2・26西郡住宅強制執行実力阻止闘争の記録」上映

□桂人権コミュニティーセンター (八尾市桂町2-37)

□主催/部落解放同盟全国連西郡支部
     八尾北医療センター労働組合 
     関西労働組合交流センター 

■差押え弾劾裁判

□6月5日(金)11時~
□大阪地裁807法廷

□10時半から裁判所北門で打ち合わせ集会をおこないます。

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2009年5月14日 (木)

八尾北医療センターへの不当捜索弾劾!

 5月12日、大阪府警は、八尾市と結託し、八尾北医療センターに不当な家宅捜査を行った。Aさんの免状不実・同行使を口実とした200%でっち上げ弾圧だ。八尾北医療センターが、労組を軸に、戦争・改憲、民営化と労組破壊に真っ向から対決し、全国の闘いの最先端を積極的に担っていることに恐怖と憎悪を持つ国家権力・八尾市・大阪府警が結託した大弾圧だ。こんな弾圧に負けられない。八尾北労組を軸に当日の不当ガサ弾劾との闘い、13日には捜索令状を出した大阪地裁令状部と和田将紀裁判官への抗議行動を闘った。「不当弾圧には二倍、三倍にして返してやろう」(西郡支部員の声)ではないか。以下、13日、裁判所と八尾市役所でまいたビラを転載します。

2・26強制執行阻止闘争の勝利に追いつめられた弾圧だ

大阪府警・八尾市の一体となった弾圧打ち破ろう

八尾北職員の立会を拒否した捜索は無効だ

こんな不当で違法な家宅捜索があるか!

Pdvd_071_2   5月12日、大阪府警公安三課の橋本正は、機動隊を動員し、八尾北医療センターに全くのでっち 上げである免状不実記載・同行使を口実に家宅捜査を行った。これに対して八尾北労組や命と健康を守る会、全国連西郡支部、さらにふたりの医師も先頭に立ち、「私たちの職場を警察が踏み荒らすなと絶対に許さない」断固たる抗議闘争が闘われた。一歩も中に入れず、追いつめられ他大阪府警は、あろうことか、楯を持った機動隊を先頭に25名が診療所に押し入った!
 そして、次々と患者さんたちが診察を受けに訪れている待合室を盾で威嚇し、グルになった八尾Pdvd_007市が職員を予め立会人として準備し、事務長や労組委員長が「立ち会いをさせよ」と何度も要求したが、大阪府警は暴力でこれを妨害し家宅捜索を強行した!
 こんな違法がまかり通っていいのか!労組の宣伝カーが「不当弾圧を許すな」と西郡団地や高砂など周辺地域にがんがん訴えて走り回った。医師も看護師もヘルパーも患者もひとつになって、機動隊に「おまえたちはいったい何を守っているのか!」と抗議し、これと激突しながら 診療をもぎとるという、「生きさせろ!」Pdvd_033の闘いのるつぼとなったのだ。
 いたたまれなくなった大阪府警橋本は、立会人と二人で全力疾走で診療所から逃げ出した。「待て、逃がさんぞ!」「押収目録を出せ!どんな捜索をやったか報告書を出せ!」「押収物がないならないと文書で示せ!」と正当な抗議が嵐のように浴びせられた。警察権力は必死で交番に逃げ込み、機動隊のバスで逃げ帰った。

家宅捜索の理由はなにか!

 2月26日の住宅明け渡し強制執行とたたかった西郡・森本闘争の勝利こそその理由だ。破綻した新自由主義をあくまで突っ走る以外ない、これが資本家と麻生政権=橋下知事・田中八尾市Pdvd_061長が推し進める道州制だ。これが初っぱなでつまずきどんなに大きな打撃を与えたかということだ。逆に言えば、「西郡のように闘おう」と300万部落の労働者や、自治体労働者などの怒りに火を付け、1047名解雇撤回の国鉄闘争と結びついて、6000万労働者の怒りを解き放つ闘いになったということだ。
 恐慌に直撃され、自民党政治支配は崩壊している。300年続いた資本主義の終わりにのたうちながら、戦争と改憲、民営化と労組破壊で危機を突破しようとする攻撃は、ますます膨大な人々を「生きさせろ!」の決定的な政治行動に引きいれていくのだ。
闘いの発展に追いつめられた八尾市
 「住宅は取られたがこの団結があれば必ず勝てる!」この森本さんの勝利宣言は、資本家だけでなく、連合や全労連、解放同盟本部派や全国連本部、国鉄4者4団体派をうちのめした。彼らの利害は今や同じだ。八尾北医療センター労組を拠点に、2・26闘争をたたかった団結、体を張ってたたかった階級的団結が全国にドンドン広がっていくことに恐怖しているのだ。この力は国境をも越え世界の労働者の団結となり、世の中を根底から変えるからだ。
 今や行政と地区協の結託による地域支配は破綻し、裁判所や警察権力など国家暴力をむ き出しにした弾圧以外なくなっている。Aさんへの「免状不実記載・同行使」自体が露骨なでっち上げ政治弾圧だ。ともに西郡に駆けつけて闘った仲間への分断攻撃だ。Aさんの釈放を直ちに勝ち取ろう。
 「どんなことを理由にしてでもここをつぶそうと引っかけて入ってきたんや」「強制執行で鍛えられて警察がこわくなくなった」「領収書を探しに来たって警察が言っていたが、電話で済むようなことや」「あいつらは墓穴を掘ってる」「二倍三倍にして返してやる」
 大阪府警よ!橋下よ!田中よ!おまえたちはあがけばあがくほど全部を敵に回していくだけだ。大阪地裁は違法な家宅捜査令状を取り消せ!大阪府警は押収した全部と勝手に撮ったビラなどの写真のネガを返せ!八尾市は違法な立会人が誰か明らかにし、謝罪せよ!

写真上から
①「楯を構えた機動隊を乱入させた違法捜索を労組・患者一体となって弾劾」
②「大阪府警の違法な家宅捜査に加担した八尾市職員!?お前は誰だ!」
③「八尾北医療センターに楯を持った機動隊を入れ事務室を封鎖し違法捜査」
④「違法捜査を追及され、脱兎のごとく逃亡する大阪府警と違法捜索の手先となった八尾市職員」

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2009年5月 4日 (月)

スケジュール

西郡支部の当面のたたかいのスケジュール

 5月8日 明け渡し弾劾裁判 大阪地裁808法廷 10時
    
9時半大阪地裁北門集合です

 09年外登法・入管法と民族差別を打つ全国研究交流集会
    5月10日(日)午後1時 横浜市教育会館ホール
     
みんなで参加しよう。西郡支部は、4月17日京大で開かれた関
     
西研究交流集会に参加して発言しました。全国集会にも参加し
     て発言しま
す。

Dsc_0261

4月17日関西集会で発言する西郡支部と八尾北労組の仲間


■ 西郡支部からのお知らせ

  DVD『2・26西郡住宅強制執行実力阻止闘争の記録』
       
約38分)を好評発売しています。  Uvs090417002 1枚 500円です。 
   申込先:全国連西郡支部 八尾市桂町6-18-20 
                                  
TEL:072-991-7729  

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2009年5月 2日 (土)

2.26闘争に打撃を受けた全国連本部・宇田の破壊策動許すな!

2.2Dsc_33436強制執行阻止の闘いが住管・地区協の結託をふっとばした

供託者と団結し住宅追い出し許すな

森本さんは闘いを破壊しに来た全国連本部・宇田を叩き出した

   (注)西郡支部と八尾北医療センター労働組合の破壊の先頭に立つ全国連本部の宇田は、4月24日、ふらっと森本さんの店を訪ねてきた。テープレコーダーを隠し、さも森本さんの味方面をして、ウソとデマによる森本闘争破壊の情報づくりを、森本さんから聞き出そうという許しがたい策動を行った。森本さんは、話していてすぐに宇田が、森本さんの闘いを罵倒し、八尾市の強制執行に最大の支持を表明している全国連本部だと見破り、直ちに叩き出した。八尾市による住民殺しの強制執行に、諸手を挙げて賛成するものたちに、「現代における水平社」(吉岡ビラ)など語る資格はない。全国連本部と吉岡、宇田は、4月30日にも吉岡の名前を隠し「西郡支部青年部」を語ってビラをまいた。西郡住民を混乱させ、支部と八尾北労組の破壊を狙う反動的策動など断じて許さない!
 以下西郡支部の「4月29日付ビラ」を掲載します。見出しもビラからです。

4月29日午後3時八尾北集合・出発。村内練り歩きに立ち上がろう
 4月からの入居基準の引き下げで35棟のAさんは、5万5千8百円になった。家賃値上げ=さらなる追い出しに、ムラのあちこちで怒りが煮え立っている。
 資本主義はもう終わりだ。首切り、賃下げ、住宅追い出しに、「生きさせろ」と全世界、全国で労動者の闘いが始まっている。
 西郡支部とDsc_2861八尾北労組の絶対反対の闘いが、すべての部落民と労働者の怒りと結びつき、六千万労働者全体の闘いとなって燃え上がっている。
 八尾市・住管と地区協は、2・26をもう一度やることがどれほどの怒りを生み出すのか、どれほどの団結を生み出すのかという恐怖に震え上がっている。
 だからなりふりかまわぬ供託者つぶしに出てきている。森本さんをおとしいれ、食いものにして追い出そうとしたその同じ手口で、供託者に襲いかかっている。
 森本さんは住管のやり口に対して腹のそこからの怒りを爆発させた。「住管は人間じゃない!うそつきだ。商売のほうの借金を返すのを待ってもらい家賃を払ってきた。息子も仕事を増やして必死で働いてくれている それなのに何でこんなやり方で追い出すんだ。」住管は、「言うとおりにしたら住めるようにする」と言って供託を降ろさした。「100万円払わされ、家賃も毎月1万円プラスして払わされた。住管の言う通りにしてきたのに、全部こちらが悪いと言って裁判にかけ、裁判所も一緒になって追い出す。本当に悔しい。虫けらあつかい。人間だったらあんなことはできない。もういくら裁判やっても同じだと思って、徹底的に闘うしかないと思った。」
 住管と結託した地区協に対しても森本さんは激しく弾劾している。「地区協許せない。金目当てに人をだます。こいつらのためにムラはだめになった。表ではにこにこしているが裏ではコソコソ悪口ばかり。面倒をみてやるといった格好をしながら自分らの金もうけのことばかり。住管と一緒に供託を降ろさせたのも地区協だ。みんな困っているのに吉村議員は何もしない。本当に声を上げて闘わなければ住めなくされる」

住宅追い出し・民営化を阻んできた供託者の闘い
  応能応益家賃制度の狙いは、追い出しそのものにある。はなから追い出すために導入されたのが応能応益家賃制度だ。地区協が見返りと引き替えに賛成し、「地元合意」をでっちあげて強行してきた。
 これを打ち破ってきたのが供託者の闘いだ。
 供託者との団結の拡大の中に、応能応益制度を粉砕し、住宅を取りもどす道がある。 住管と地区協の供託者つぶしを許すな。

全国連本部(吉岡・宇田)の西郡住宅闘争つぶしに、森本さんが怒りの反撃!
 八尾市住管の住宅闘争つぶしと一体で動いているのが全国連本部だ。全国連本部は2・26強制執行の闘いの現場には、弾圧を恐れて一歩も近づくことができなかった。しかし勝利した闘いの息吹は全国に伝わり「西郡のように闘おう」というエネルギーがわき上がっている。全国連本部は住宅闘争を裏切ってきたことがあばかれ震え上がった。3月20日になって本部は、「森本さんは供託者ではない」「店も大阪市内に別にもって営業している」「近隣の人に迷惑をかけている」と、森本さんへのデマを重ね、警察権力を導入した住宅・店舗の強奪に賛成を表明し、森本さんをつぶそうとしてきた。
 全国連本部の宇田浩二が4月24日に森本さんの店を訪ねたことなどどうして許せるか!「2月26日はどうだったんですか」「大阪のどこに店があるんですか」などと、本部の正体を隠して話しかけてきた。これで森本さんは、ウソをばらまく全国連本部だと見抜いて「ウソばっかり書いて、許せん」と怒りを爆発させて叩き出した。
 この宇田は、西郡支部青年部長を解任された吉岡剛志と一緒に、八尾北で第二組合をでっち上げた。労組が説得活動をやったことを「いじめ」だといって、「うつの診断書」をとる一方、労働委員会を悪用し、八尾北労組をつぶそうとしてきた。八尾北労組員全員は「許さない」と怒っている。また宇田と吉岡は、裏で、デマでこそこそと青年をだまそうとして、はねつけられ破産してきた。ムラの団結を破壊しようする全国連本部・宇田・吉岡を断じて許すな!
 供託者と団結し、住管・地区協、全国連本部の住宅闘争破壊を打ち破ろう。住民追い出す住宅の民営化=道州制に反対し、生きさせろゼネスト、ムラぐるみの決起勝ち取ろう。

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