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2009年7月15日 (水)

7.12西郡支部大会

西郡支部大会、180名参加、大成功!

Dsc_0352  7月12日、桂人権コミュニティセンターで第四回部落解放同盟全国連西郡支部大会が、全国から駆けつけてくれたきょうだい、労働者が参加、180名の結集で、大成功しました。

 大会では、岡邨洋さんが新支部長に選出され、八尾北医療センター民営化絶対反対決戦への突入と、住宅闘争と狭山闘争を両輪に、全国の砦=拠点への飛躍を誓い合う熱気あふれる大会として勝ち取られました。以下基調報告を掲載します

第四回
部落解放同盟全国連合会西郡支部大会 基調報告
 

                                                          (2009年7月12日)

【一】はじめに

Dsc_0468  私たちは恐慌と戦争、革命情勢のただ中で第四回大会を迎えています。 資本主義はもう労働者を食わせていくことができません。労働者をこき使い、搾り取り、必要なくなったら首を切り、住む家も奪って路頭にほうりだし、結局は戦争に動員して殺し合わせる、こんな資本主義はもう終わっています。
 資本家と麻生政権は、労働者の生きさせろの怒りが資本主義の打倒に向かっていくことに震え上がっています。追いつめられた最後のあがきが道州制です。反動的エネルギーを自治労や日教組など労働組合つぶしに総動員して、恐慌による一切合切の犠牲を労働者におしつけて資本主義が生き延びようとする。もうこれはこれまでの民営化の延長ではありません。道州制か道州制粉砕か、闘いは完全に絞られました。
 情勢の主導権は私たちにあります。私たちの闘いが引きずり出した情勢です。
 2・26闘争は、3・6道州制反対・橋下打倒の府庁包囲闘争と一つになり、6000万労働者の先頭で道州制=民営化絶対反対の火柱をうちあげました。「絶対ここを出ていかない」と不屈に闘う森本さんに追いつめられ、国家暴力を使って虫けらのように住宅から追い出そうとする、これが道州制ではないのか!八尾北労組はストライキで決起し、全国の労働者学生が怒りを固くひとつに団結させる土台になりました。「われわれは勝った!私は労働者の団結に生きる」という勝利宣言は、絶対反対で立ち向かい獲得した階級的団結のもつ無限のエネルギー、この拡大が勝利の道だと膚でつかんだ確信です。
 八尾市と国家権力は、5月12日、八尾北への不当な家宅捜索を強行し、八尾北民営化攻撃につっこんできました。すでに来年の3月31日に向けて激しい攻防が日々火を噴いています。私たちは八尾北労組を軸に、支部も守る会も団結して、自治体をはじめ四大産別の労働者と結びつき、道州制粉砕で革命をたぐり寄せる決戦に突入します。
 資本主義の枠の中で、モノや権利を拡大していく運動は全部破産しました。民主党も共産党も、連合・全労連、地区協など解同本部派や全国連本部も、資本家の奴隷になって私たちの闘いに敵対して生き延びる存在になり果てています。
 私たちは11月派として団結してたたかいます。

【二】私たちはどんな時代に生きているか

(1)世界は大恐慌と革命情勢です
 景気はもう「底入れ」だと資本家は必死で宣伝していますが、300年の資本主義の全矛盾が世界大恐慌となって爆発しています。
 去年9月のリーマンブラザースの破綻から始まった恐慌は、世界最大のGM(ゼネラルモータース)の破産にいきつきました。巨大銀行のシティーも破綻し、どんどん中枢から破産していっています。失業率も10%を超えようとしています。ドルが紙くずになる時が迫っています。その時こそ世界の基軸国アメリカの崩壊です。
 アメリカの最大の武器は軍事力です。いっきに保護主義が台頭(たいとう)し、世界中で資源・市場・勢力圏をめぐって猛烈に奪い合い、世界戦争に突入しようとしています。

(2)最末期の政権、道州制の麻生政権を倒せ!

 打撃を一番受けたのが日本です。失業率も実体経済の落ち込みも戦後最悪になりました。4人に1人は年収200万円以下です。青年労働者は、派遣などで働いているにもかかわらず、「ネットカフェ難民」とよばれる状態におかれています。派遣切りの労働者も6ヶ月で公営住宅から追い出され、失業給付もない、ローンが払えず家をとられて借金だけが残るなどこれを怒らずにいられません。月26日働いても生活保護以下の労働者の話が朝日新聞に載っています。パチンコ店が放火され、ハローワーク労働者が火をつけられるなど、資本主義が労働者を食わせていけなくなった現実をもう一日も放置できません。
 ここで登場したのが橋下の道州制です。これが危機突破の道だと大騒ぎし始めました。これまでの民営化とは全く次元が違います。
 彼らが言っている「地方分権」=道州制とは、国は軍事外交だけをやって、「民(みん)が主導する経済社会運営」(御手洗日本経団連会長)に変えてしまうことです。全国を10位の道州政府にして、東海州はトヨタ、関西州はパナソニックのような大企業が代理人を知事に仕立て、自分たちの思い通りに法を作って、労働者の権利は奪いとっていくのです。
 八尾田中市長はマニフェストに「行政は最大のサービス産業」と書いています。地方自治や生存権の保障という価値観をたたき壊すのです。そして、医療・病院、学校・保育所、水道やゴミ収集、住宅から斎場まで全部民営化し、資本の餌食にしようとしています。金がない者は病気になろうが知ったことやない、学校に来れんでもええ、泥水(どろみず)飲んだらええ、生きられへんなら死んだらええやないかという攻撃です。
 こんなものは闘いがないことを前提にしてしか成り立ちません。だから道州制は360万公務員全員の解雇、選別再雇用で自治労や日教組などの労働組合をたたきつぶすのが目的なのです。今この時も、誰が生き残れるか競争させ、労働組合の団結をズタズタに引き裂いて、一人一人をバラバラにして追いつめていっている、これが道州制の核心です。

(3)道州制は、国鉄闘争と四大産別決戦で勝てるたたかい

 道州制決戦には、6000万労働者の命運がかかっています。
 その鍵を握るのが国鉄決戦と四大産別です。
 敗戦で、革命を恐れ、国家独占資本主義と呼ばれる政策が採用され、いわゆる「大きな政府」がつくられました。社会保障など行政部門にぼうだいな労働者を抱え込み、労働者は労働組合を結成して闘いました。この官公労が総評の主軸でした。
 1987年、「国労をつぶし総評を解散させ社会党をつぶす、戦後史の総決算」(中曽根首相)としてかけられたのが国鉄の分割民営化でした。日本での新自由主義の始まりです。以後の派遣労働など非正規化や、応能応益家賃制度導入などあらゆることはここから始まっています。それは全社会的攻防だったのです。
 じつに当時の国鉄40万職員のうち20万人が解雇され、200人が自殺においやられたすさまじい攻撃でした。その中で唯一動労千葉だけが全員クビを覚悟してストライキを打ちぬき、団結を守りぬいたのです。そこから
1047名の解雇撤回闘争が生まれ、国鉄闘争は永続化しました。
 尼崎事故は民営化攻撃とJR資本に全責任があります。もう一方では資本と闘わない労働組合の責任です。最も犠牲を集中されている青年労働者たちは怒り、動労千葉に結集し、闘いの先頭に立っています。
 国鉄分割民営化攻撃で、たしかに労組指導部は裏切りましたが、依然として国鉄を先頭に自治体・教育・郵政の四大産別に労働者の抵抗力が脈々と受け継がれています。ここをどちらが握るかが、戦争か革命かの歴史を左右するのです。
 「不当労働行為はあったが解雇は有効」という国鉄の3・25判決は、道州制で公務員を大量に首切るために出したものです。
 動労千葉とともに今こそ国鉄1047名解雇を撤回せよと闘うことが道州制粉砕の最大のたたかいです。そして、四大産別の労働者、労働組合の闘いと結びつき、絶対反対でたたかう動労千葉派=11月派の旗を立てましょう。新自由主義との闘いは世界共通です。

(4)「万国の労働者団結せよ!」

 いまや、世界の失業者は2億3千万人、全人口の半分近い14億人が1日2ドル(200円)以下で生活しています。オバマは核軍縮を叫びながらアフガニスタン、イラク、パレスティナとドシドシ戦争を拡大しています。
 「万国の労働者団結せよ!」これだけが大失業と戦争をなくす力です。中国でもヨーロッパでも、世界中で労働者は生きさせろと闘っています。世界は革命情勢です。
 私たちは動労千葉と韓国民主労総、アメリカILWUと共に闘う11月派としてその全体の先頭に立ってたたかっているのです。

【三】2・26以来の闘いの総括

(1)2・26闘争は道州制絶対反対の火ぶたを切り、階級的団結をうち固めた闘いです。
 八尾北労組がストライキで決起し、支部はこれと一体になってたたかいました。そうして、これまでの運動の延長でなく、6000万労働者にかけられた道州制攻撃として 強制執行を迎え撃ったのです。
 これは3・6道州制反対、橋下打倒の豊中女性部のよびかけとひとつになっていきました。そして、道州制=民営化絶対反対の階級的団結がどんどん拡大していったのです。

(2)2・26闘争は5・12弾圧を引き出し、八尾北民営化絶対反対の決戦に発展しました。
 権力と八尾市は墓穴を掘ったのです。八尾北の労働者はもちろん、守る会、患者さん全体を敵に回してしまいました。八尾市で働く労働者に団結を拡大する大チャンスがきたのです。八尾北民営化絶対反対のものすごくでかい闘いが浮き彫りになりました。

(3)この階級的団結で5・23狭山闘争をうちぬきました。
 2・26が、私たちの手で狭山闘争を復権させ、石川さんと団結できる地平を切り開いたのです。
 求められていたのは、74年9月の、狭山差別裁判糾弾11万人の日比谷公園の闘いをどうやって越えていくかでした。資本権力と非妥協に闘う労働運動が求められたのです。
 国鉄分割・民営化攻撃とたたかった動労千葉の階級的団結を土台にして、私たち自身が2・26で道州制=民営化絶対反対の階級的団結をうち固め、ついにこれで狭山闘争にも勝てる!確信をつかんだのです。
 5・23は関西における闘いだけでなく、広島に絶対反対の旗を立て、東京の集会と全国3カ所で狭山集会をかちとることができました。
 こうして、狭山・住宅闘争を両輪に、部落解放闘争の大前進を切り開けるところへきました。 

(4)この階級的団結を、6/14~15連続闘争に休みを取って泊まり込みでたたかいぬき、11月総決起にむかってさらに大前進させました。
 世界の労働者に団結を拡大し、暴処法弾圧を打ち破って進む法政大、青年学生の団結が革命を切り開く力だとつかみとりました。

(5)また、この1年は、全国各地の闘いにかけつけて闘い、団結をドンドン拡大してきたことを確認したいと思います。

【四】道州制=民営化の手先となった地区協(解同本部派)と全国連本部の裏切りと敵対を徹底的に弾劾し、打倒しよう

 解同本部派も全国連本部も、道州制推進、応能応益による住宅民営化・住民追い出しの先兵です。
 差別をなくす運動ではなく、差別を食い物にする解放運動とは縁もゆかりもない存在です。だから、「団地に住んでない者が口出しするな」「医療を放棄するストライキ反対」と労働者の団結に敵対するのです。
 その根底にあるのは権力弾圧への屈服です。革命の時代が来たことを恐怖しているわけです。そして、糾弾闘争を決して資本や権力に向けず、闘う労働者に振りかざして、必死で労働者階級への不信と絶望を組織しようとしています。そうして部落民が革命に決起することに敵対し、破壊する役割を果たしているのです。
 こんな奴らは、解放運動から追放し、打倒しよう。

【五】道州制=八尾北民営化絶対反対の決戦に突入しよう

(1)八尾北民営化絶対反対!6000万労働者の道州制決戦の先頭で闘おう!
 道州制は全国の公営病院を全部つぶすか民営化する攻撃です。
 八尾北医療センターに対しても「土地建物を売りとばす。鑑定させろ」という攻撃が始まり、すでに 3・31にむかって全員解雇による労組の団結破壊との死活かけた決戦に入っています。
 支部は、八尾北労組と固くひとつに団結し、守る会とともに道州制絶対反対を掲げ、 八尾市で働く労働者、特に病院や現業職場、そして四大産別の労働者の中にドンドン入 って闘います。

(2)国鉄1047名解雇撤回闘争に勝利し、四大産別(鉄道、自治体、教育、郵政)決戦で道州制を粉砕しよう!

(3)西郡支部が全国の砦=拠点となって、部落解放運動の発展を勝ち取ろう!

 ●差別分断をうちやぶり、労働者階級の最先頭で闘い、団結を拡大しよ う!
 ●応能応益家賃制度絶対反対!
  住宅明け渡し弾圧、差し押さえ弾劾裁判に勝利しよう。傍聴闘争に全力をあげ、市長、住管、地区協を引きずり出そう!
 ●狭山差別裁判徹底糾弾!
  石川一雄さんと団結し、再審闘争を階級裁判としてやり抜こう。
 ●議会を演壇に、道州制・民営化攻撃を徹底して暴き、労働者の決起を呼びかけよう。
 ●道州制=民営化の手先・団結破壊の共産党、解同本部派(地区協)、全国連本部をぶっ飛ばそう。

(4)動労千葉と共に11月労働者集会の1万人結集を勝ち取ろう!
 ●「恐慌を革命へ!」世界の労働者と団結しよう!
 ●「戦争と改憲、民営化と労組破壊」絶対反対!派遣法粉砕!麻生政権打倒!
 ●国鉄1047名解雇撤回!国鉄・自治体・教育・郵政の労働者と団結 しよう!
 ●四大産別決戦で、連合・全労連指導部を打ち倒し、八尾の労働運動を塗りかえよう。

(5)法政大-暴処法弾圧ゆるすな!
  ●全学連とともに労学共闘でたたかおう!8名の仲間を直ちに釈放せよ!
(6)獄中34年、無実の星野文昭さんを奪還しよう!

(7)支部の総力で次代を担う青年部建設をかちとろう!
 
                            (おわり)

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