« 7.24支部大会、200人を超える結集で大成功。支部1000人建設へ戦闘宣言を発す! | トップページ | 7.26住宅明け渡し反動判決を徹底弾劾する! »

2011年7月27日 (水)

第6回西郡支部大会基調報告

 第6回全国連西郡支部大会基調報告   
                                                                    (2011年7月24日)

P1080320_800x599

西郡支部1000名建設へ前進 - 怒りを爆発させ、住民の自己解放的決起がはじまった。

〇 「みんな、昔のこと知っとんか。ホンマに苦労したんや。天然痘で人がそこらでゴロゴロ死んでいった。便所は垂れ流し。八尾市はごじゃごじゃ言うな!」

 この間、私たち全国連西郡支部は、ムラのすみずみまで入って住民との討論をすすめ、支部員集会と4ヵ所での懇談会を開きました。どの集まりでも、西郡更地化=廃村攻撃への怒りが噴き出しました。7月2日には青年を先頭に村内を練り歩き、住民が手を振り、合流して一緒に歩きました。夜には、青年交流会が大成功しました。

○ 「若い人が住めない家賃制度にしていることが間違っている」「エレベーターも風呂もない。住み替えたら家賃が3倍以上になる」「立ち退いて入った。出て行けとはどういうことや」
 「改築された9棟に、戻り入居で入った。初めの家賃は改築前と同じ3900円だった。家賃が上がるというので説明会に行った。5年計画で改築後の家賃まで上げていくと言うことだった。私の場合は、それに子ども2人が働きだして収入合計が重なった。今は6万円。この後、最高9万円まで上がると言う。『そんな高い家賃つけて、出て行けということか』と言うと、住宅管理課は、『そう言うことですね』と言った。西郡に住みたいのに絶対許せない」

 「子どもが3人いる。仕事がなくて大変だ」「時給900円。交通費もない」「フォークリフトに挟まれ腰の骨を折った。会社は自分の不注意やと。今は労災で休んでいる。他に仕事がないし、どないなるんか」
 「地区協は、自分らの金もうけのことしかない。好き勝手にされてたまるか」「西郡部落の歴史、人が人として扱われない歴史、八尾市は全く反省もなくムラを廃村に追い込むなど絶対に許さない!」

○ 参加した青年、労働者、住民は、口々にこの大失業の社会と国、八尾市・田中市政、とりわけ、八尾市と結託し利権のためにムラを裏切り、西郡住民をくいものにしてきた解放同盟本部派、吉村議員と地区協=西郡住宅まちづくり協議会へのおさえきれない怒りの声をあげています。
 住民が集まり、声を出し、地区協・吉村をぶっとばす、西郡支部1000名建設へ西郡住民の自己解放的決起が始まっています。
 私たち全国連西郡支部は、今、更地化=廃村攻撃を許さず、西郡のムラ全体に責任を取りきる力として登場し、住民と一つにつながり、新しい団結の拡大をはじめています。

改良住宅・同和住宅の更地化、八尾北の明渡し、桂中・桂小の廃止=西郡廃村攻撃をぜったいに許さないぞ。

○ 西郡1000名建設こそ、西郡の更地化、桂小学校・中学校の統廃合、八尾北医療センターの売り渡しを止める力です。
 八尾市の「八尾市営住宅機能更新事業計画」(以下「機能更新計画」)は、本気で、西郡の半分を更地化、廃村にする攻撃です。そのためには全国連西郡支部や八尾北医療センター労組を叩き出すという攻撃です。

○ 解放運動の血と汗がしみ込んだ、そしていま新たな解放運動の拠点としてそびえ立つ西郡・八尾北だからこそ、八尾市も後に引けないのです。
 西郡更地化=廃村攻撃は、単に住宅のレベルの問題でなく、西郡の歴史と現在、未来の一切がかかった攻防です。

○ 西郡には、国や行政と闘ってきたムラの歴史と誇り、団結と怒りがあります。西郡住民は、差別撤廃を掲げ東京に何度も行き、国に住宅を建設させ、小学校、中学校、保育所、老人センターを実力の闘いの中で勝ち取ってきました。 八尾市にも何度も座り込みに行きました。八尾北医療センターの前身の平和診療所-幸生診療所も住民自身の手で医者を探し確保し、資材や身銭を持ち寄って建設しました。

○ 八尾市と解放同盟本部派・地区協=まちづくり協議会、吉村議員が手を組んで西郡の更地化=廃村を進めようとしています。
 14年前の応能応益家賃制度導入の時の八尾市のやり方、吉村議員の裏切りと全く同じです。地元への説明も合意もない、すべては八尾市と解放同盟本部派の吉村議員と地区協の大ウソとインチキです。今度こそ、許さないぞ。

○ 八尾市の狙いは、昨年11月7日の「住み替え説明会」等を通して改めてはっきりとつかめました。住宅の建て替えは、高砂保育所跡地に建設中の新「1~5」号棟でおわり。今住んでいる古い住宅からは住み替えろと言ってきています。
 古い住宅は住民ゼロのカラの団地にして、つぶして更地にして売りとばす。引越し先の住宅からも、家賃が上がり住めなくして追い出す攻撃です。

○ 住民は、「西郡をつぶすための住み替えなどしない」と怒っています。応能応益家賃制度で青年を中心に千人の住民を追い出した上に、こんな大ウソ、ダマシ、インチキで団地を更地にされ、西郡を廃村にされてなるものか。

○ 『機能更新計画』、西郡更地化=廃村攻撃を白紙撤回させるぞ!

道州制を許すな。西郡の更地化=廃村を狙う、八尾・田中市政と地区協=まちづくり協議会を打倒するぞ。

○「老朽化した団地は危険だ」をタテにとり、住民を追い出し、団地を更地にして売り飛ばす。西郡を切り捨て廃村にしてゼニ儲けをたくらむ『機能更新計画』は、東日本被災地に対する政府・資本の新自由主義、道州制の攻撃と全く同じです。

○ 新自由主義は、ひとの命や生活、仕事など省みない。人間の絆まで奪う。地方を切り捨て、東日本大地震をあのような巨大な人災にして、原発大事故を引き起こしました。何万人もの人を殺し、職を奪い、家を奪い、農地も海も奪い、すでに破綻しています。

○ 新自由主義はそれでもあきたらず、いまだ生死の境にある被災地住民をさらに切り捨て、「震災復興」さえも食いものにしてゼニ儲けをたくらんでいます。最末期の資本主義・帝国主義の延命のための最後のあがきが、新自由主義、道州制の攻撃です。こんなものに殺されてなるものか。

○ 今年から10ヵ年計画で始まる『八尾市第5次総合計画』=800事業民営化、行財政改革と「まちづくり」の目玉が、『八尾市営住宅機能更新事業計画』です。

○ それはまた、公民協働のもとに360万人の公務員全員をいったん首切りにし、労働者・住民を管理・監督・監視する極一握りの「官吏」だけを残し、後は地域ボスを育成し、全部民間のNPOやボランティアに置き換えていく攻撃です。
 つまり、西郡の地区協や、生きがい事業団や、まちづくり協議会などをモデルケースにして、全市化する攻撃です。

○ そして、住宅の更地化、八尾北医療センターの明渡し、桂老人センターを指定管理者にした様に、現業をはじめとして、住宅、病院、保育園、公園などの公共施設・事業を全て切捨て、八尾市丸ごと800事業を民営化していく攻撃です。

○ インチキな『機能更新計画』でムラをつぶされてたまるか! 更地化=廃村攻撃など絶対に許さないぞ。
 更地化・廃村攻撃の手先、地区協・まちづくり協議会をたたき出すぞ。

○ 道州制を許さないぞ。西郡支部1000名建設の力で、『機能更新計画』もろとも、八尾・田中市政を打ち倒そう。菅政権を打倒しよう。

P1080336_800x594

2009年「2・26」- 分断・差別を打ち破る新しい解放運動が始まった。

○ 支部結成から6年、私たち西郡支部は、解同本部派、全国連本部との熾烈な闘いに勝ちぬいてきました。核心は、部落差別は資本による労働者階級の分断攻撃だとつかみとったことです。
 西郡支部の解放運動は、八尾北労組や守る会とともに新自由主義と対決し、資本・行政と非和解に闘い、階級的団結を固め広げ豊かにしていくことを一番大切にして前進してきました。

○ 2009年2・26花屋の森本さんの住宅明け渡し強制執行阻止の闘いで、私たち全国連西郡支部は、とてつもない解放感と団結をつかみとりました。

○ 全国連西郡支部は、自ら階級的団結の中心となり、300万部落のきょうだいと6000万労働者階級に、階級的団結と実力闘争決起を訴え闘いました。

 八尾北労組は、花屋の森本さんへの強制執行が、新自由主義による道州制の攻撃そのものであることを捉え、「支援・連帯」の枠を越え、ストライキを決定し、青年労働者を先頭に猛然と実力闘争の中心で闘い抜きました。
 部落民も労働者も死ぬ気で退路を断って、逮捕もおそれず一緒になって実力で闘いぬきました。
 
 2・26闘争の真っ只中で、森本さんは「われわれは勝利したぞ!」「この団結があれば勝てる。生きぬいていける。」と勝利を声高らかに宣言しました。

○ 労働者が労働組合に結集し、6000万労働者の解放に向かって激しく闘い、階級的団結を力づよく拡大していく。
 そして、この中で共に闘い抜く時にこそ、私たち部落民自身、労働者階級のもつ力にめざめ、闘う団結・共同性も本当に発揮される、とつかみ取りました。

○ 明治以来、日本の資本主義・帝国主義が、過酷で暴力的な労働者支配をつくり上げていく中で、身分的差別をつかって労働者を分断して支配するために、現代の部落差別を作り出してきました。

○ 分断・差別のもとにおかれてきた私たち部落民こそ、分断を打ち破り労働者との階級的団結を、さらには、労働者としての階級的団結を心の底から求めてやまないのです。

○ この部落差別を使った分断支配を部落民と労働者の両方から打ち破って、労働者階級の自己解放・プロレタリア革命の勝利へ突き進んでいきます。
 この中にこそ、部落差別撤廃・部落完全解放=部落民の自己解放の道があります。このことを「2・26」はみごとに実証してみせました。

○ 国家権力に屈服し腐敗堕落した解放同盟本部派、全国連中央本部を踏みつぶし、分断・差別を打ち破って進む新しい部落解放運動が、2・26西郡闘争で姿を現し、前進をはじめたのです。西郡支部1000名建設へ前進しましよう。

解放運動に敵対する解放同盟本部派・地区協をたたき出し、ムラのすべてに責任を取る西郡支部1000名建設を推し進めよう。

○ 今年の八尾市議選で住民は、「利権のための運動はもういらない」「地区協のムラ支配はもう終わりだ!」と吉村と地区協に決別し、末光(すえみつ)支持で決起したのです。ついに、今までの吉村や地区協のムラ支配を木っ端みじんに吹き飛ばし、決着をつけたのです。

○ 非正規職化、首切りなどの新自由主義の攻撃が、部落差別を使って労働者階級を分断して、まず真っ先に部落民に襲いかかってきています。
 このとき「差別だ」と言って国や行政にすり寄る、利権めあての今までの解放同盟本部派の運動は、解放運動に敵対し、運動の側からも「差別」を使って労働者の分断に竿をさし、この新自由主義の攻撃をより一層 進めています。
 西郡の解放同盟本部派・吉村の運動も、部落民の真の解放ではなく、一部の本部派の幹部やその傘下の地区協の利権に汚れた運動です。

○ 私は、こうした運動が嫌で嫌でしょうがありませんでした。
 そこでは、差別撤廃どころか、仲間と分断された部落・部落民意識の中で、自分自身が差別意識で仲間を見てしまい、解放されない思いの中に閉じこもっている自分自身がいました。

○ しかし、住宅闘争14年の闘いと八尾北医療センター明け渡し阻止の10年の闘いが、私自身を転換させました。真の部落の解放が、労働者との闘う団結の拡大の中にあった! 人と人のつながりと自分自身を解き放つ闘いが、私自身に部落民の誇りと労働者の誇りをよみがえらせ、一緒に闘う事の大きさと団結に無限の力があることを私はつかみ取りました。この新たな部落解放運動を手にした全国連西郡支部の真の部落解放運動を全国に広げ前進していきましょう。

新自由主義と闘う新しい解放運動をつくり出そう。

○ 被災地と連帯し、国と資本家たちに責任を取らせ、社会を根本から変えよう。今こそ闘う労働組合と一つになって、新自由主義と闘う新しい解放運動をつくり出そう。西郡支部1000名を建設しよう。

○  3・11から4ヵ月余り、東日本大地震・巨大津波・原発事故は、死傷者・行方不明者2万3000人に及びます。しかも今なおフクシマ第一原発は放射能をまき散らし、収束のめどすら立っていません。
 3・11大震災・原発事故こそ新自由主義が行きついた結果であり、国と資本による階級的大罪そのものです。

○ この中で、3・11とフクシマ原発事故は、日本発の大恐慌と、原発なしではやっていけない新自由主義・最末期資本主義そのものの崩壊に世界を引きずり込んでいます。すべての原発を今すぐ止め、廃炉にしよう。

○ 大失業攻撃をゆるすな。震災前すでに、15歳から24歳までの若者の2人に1人が非正規雇用、10人に1人が完全失業。政府の統計に表れない青年の実勢失業率は3割でした。

○ これだけでも大変なことでした。これが、震災後、震災を理由とする解雇が全国に拡がり、震災恐慌下で失業・非正規職が爆発的に増えています。
 まさに1千万人規模の大失業が全国の労働者を直撃しています。その過半が青年労働者です。

○ 西郡でも同じです。仕事がない、あっても臨時・非正規・アルバイト、食っていけない。被災地と同じ攻撃が、西郡にも襲いかかってきています。ムラの青年、労働者に対する大失業攻撃であり、その上、住む家さえ奪う八尾市と地区協による西郡の更地化=廃村攻撃です。
○ 職がないのも、職場の事故も、すべて労働者、青年の責任ではありません。殺されてたまるか。
 「震災復興」を御旗に、労働運動を根絶やしにし、一人ひとりをバラバラにして、解雇・賃下げ・非正規職化、原発促進、住民切り捨て強行など断じて許せません。反失業・反原発闘争を闘い、社会を変えよう。
 
○ 6・5国鉄闘争全国運動大集会で示された国鉄労働者と被災地労働者の怒りと誇りは、西郡・八尾北の闘いと全く同じです。
 1047名解雇撤回・国鉄闘争をたたか労働者、被災地の労働者と団結しよう。 労働組合をよみがえらせ、生きぬくために団結して闘おう。ここに勝利の核心があります。

○  いまやエジプトに始まった新しい革命のうねりが全世界を覆い、アメリカ、ヨーロッパ、中国、世界中で労働者の闘いがまき起こり、体制崩壊の危機にある国や資本主義を打ち倒す寸前まで来ています。
  その最先頭に日本の労働者の闘いと西郡・八尾北闘争があります。

○ 誰もがこの腐りきった社会のウソを見ぬき、怒り、根本的変革をもとめています。この情勢の中で、新自由主義と闘う新しい部落解放運動=西郡支部1000名建設は、その先頭に起とう。
  300万部落のきょうだい、全国6000万労働者全体に責任を取る拠点へ飛躍しよう。

○  西郡支部1000名建設の力で、狭山第3次再審闘争に勝利しよう。
 応能応益家賃ぜったい反対。住宅明け渡しなど絶対許さない。みんなの命をつなぐ八尾北医療センターを「明け渡せ」など絶対に許さない。支部1000名建設で必ず勝利するぞ。

○ 「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。私たちこそ全国水平社の闘いを引きついで闘おう。

 老いも若きも、男性も女性も、「地のもん」も「入りびと」も、住民みんながつながり一緒になって、新しい解放運動の拠点=西郡支部1000名建設に参加しよう。                         
                               以上

|

« 7.24支部大会、200人を超える結集で大成功。支部1000人建設へ戦闘宣言を発す! | トップページ | 7.26住宅明け渡し反動判決を徹底弾劾する! »

部落解放闘争」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1072969/40976390

この記事へのトラックバック一覧です: 第6回西郡支部大会基調報告:

« 7.24支部大会、200人を超える結集で大成功。支部1000人建設へ戦闘宣言を発す! | トップページ | 7.26住宅明け渡し反動判決を徹底弾劾する! »