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2013年7月27日 (土)

7月24日、全国水平同盟として狭山要請行動に決起

石川一雄さんと連帯し、狭山第三次再審を勝ちとろう

 7月24日、全国水平同盟杉並支部(準)と部落解放東日本共闘会議の労働者は狭山第3次再審闘争勝利へ、東京高裁前での街宣と東京高裁河合健司裁判長に対する要請行動へ決起した。
 午後0時半からの街宣では、小雨のなか全国水平同盟ののぼりをたて、半世紀にもわたって差別裁判を貫く裁判所を徹底的に弾劾し、再審開始を訴えた。狭山署名に多くの人たちが応えた。
 

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午後2時からの要請行動では、全国水平同盟結成大会で採択された「狭山差別裁判を糾弾し、第3次再審で石川一雄さんの完全無罪をかちとる決議」を読み上げ、狭山闘争勝利への戦闘宣言を発した。さらに西郡支部(代読)、杉並支部、東京南部労組交流センターの要請文が読み上げられた。その後、全国水平同盟田中れい子書記長が、 ①狭山裁判の再審をただちに開始すること、②本人尋問をはじめ、証拠・証人・現場検証の事実調べをおこなうこと、③真実をあきらかにするため、検察に全証拠開示を命令することを鋭く迫った。対応した加藤訟廷管理官に必ず河合裁判長に伝えることを確約させた。最後に、石川さんと連帯して、部落差別に貫かれた差別裁判を覆すまで闘い抜くことを宣言した。(記・杉並支部準備会)
                                 要  請  書

東京高等裁判所第四刑事部
   河合健司裁判長殿


                                                     全国水平同盟杉並支部準備会
                                                  部落解放同盟全国連合会杉並支部
                                                            東京都杉並区久我山1-8-420
                                                                  03-3332-7033
 去る5月23日、石川さんの不当逮捕から50年となりました。実に半世紀にもわたり無実の石川さんを殺人犯として一切の自由を奪ってきたことを、私たちは断じて許すことが出来ません。狭山事件での石川さんのでっち上げは、国家権力による部落差別であり、司法権力による差別裁判であります。私たちは、あらためて怒りを込めて狭山差別裁判を糾弾し、石川さんの事実調べ・再審開始を直ちに行うよう求めるものです。
 石川一雄さんは無実です。1963年5月1日、石川さんは仕事にあぶれ、仕方なく西武園、所沢、入間川(現狭山市駅)付近で時間をつぶして5時過ぎに家にもどりました。「脅迫状が届けられた」とされる時間には、家族との団らんでテレビをみており、石川さんが誘拐殺害事件とは全く関係がないことは明白で、石川さんは無実です。
 2010年5月、石川一雄さんが逮捕・拘束された63年5月23日当日に狭山署内で書いた「無実を訴える」上申書が開示されました。石川さんの「上申書」は、筆跡・筆字、書字能力など、被害者宅に届けられた「脅迫状」とは全く異なります。これまでも筆跡をめぐる鑑定がいくつも提出されてきましたが、「上申書」は「筆跡の不一致」を示す決定的な証拠です。 東京高裁は、この「新証拠」の事実調べ(鑑定の証拠しらべ)をおこない、ただちに再審を開始すべきです。
 狭山裁判において、肝心な事実調べが行われていません。一審はわずか半年で結審し、死刑判決を下しました。第二審の寺尾裁判長は、証拠・証人しらべ、現場検証をおこなわずにペテンを弄して無期判決を下したのです。以来、事実調べは行われていません。「上申書」や小名木証言など、石川さんの無実を示す「新証拠」について、第三次再審で事実調べを行うことこそが求められているのです。 
 石川一雄さんを有罪とする論拠・証拠はすでに崩壊しています。それにもかかわらず、有罪を主張し続ける検察に一片の正義もありません。また、検察は石川さんと弁護団が求める証拠開示の請求をいまだに拒否し続けています。検察が隠し持っている未開示証拠が存在は、裁判が裁判としての成立根拠を根本的に疑わしめるものです。とりわけ狭山裁判においては、捜査・取り調べ課程でのすべて証拠の開示が、捜査当局の不正義と、真実の全容を明らかにするためには決定的に重要です。東京高裁は、検察にたいして、全証拠開示の命令をだすべきです。
 7月14日、私たちは既成の解放運動と決別し、まったく新しい部落解放の全国組織、全国水平同盟を結成しました。労働者階級のたたかいと深く結びついた新しい部落解放運動が登場したのです。私たちは、国家権力を震撼せしめた1970年代の狭山闘争の階級的地平を、必ずや今日において復権します。石川さんを先頭とした狭山差別裁判糾弾・再審勝利のたたかいを、新自由主義と対決する部落解放運動の最先端のたたかいとして、石川さんとともに非妥協で狭山の再審・無罪を勝ちとるまでとことんたたかいます。
  私たちは、東京高裁にたいして、以下要請いたします。
1、狭山裁判の再審をただちに開始せよ!
2、本人尋問をはじめ、証拠・証人・現場検証の事実調べをおこなえ!
3、真実をあきらかにするため、検察に全証拠開示を命令せよ!
                                                                    2013年7月24日

要  請  書

         

東京高裁は、ただちに全証拠開示・事実調べをおこなえ!

                                                  

全国水平同盟西郡支部
                                                      八尾市桂町6-18-20

石川さんが不当逮捕されてから50年になる。石川さんが無実である証拠は多数出されている。にもかかわらず裁判所は、国家権力の部落差別犯罪が暴かれることをおそれ、未だ一度たりとも事実調べをおこなおうとしていない。また「死体に関する写真など」重要な証拠を隠しつづけている。こんな検察庁・裁判所を誰もゆるしはしない。
連日、東京高裁の前で石川さんは、全証拠を開示しない国家権力、事実調べをおこなわない司法権力を糾弾しつづけている。この石川さんの不屈のたたかいは新自由主義の部落差別支配を粉砕し、労働者階級の階級的団結をよびかけている。 
 去る7月14日、西郡の住民、全国の部落のきょうだい、労働者、労働組合350名が西郡の解放会館に結集し、全く新しい部落解放の全国組織、300万部落民の解放と6000万労働者階級の解放のためにたたかう「全国水平同盟」を結成した。
同盟の目的で「狭山闘争は、石川一雄さんの半世紀にも及ぶ絶対非和解の不屈のたたかいで、国家の部落差別犯罪を暴き出し、70年代から今日に至るまで、全国の部落大衆、労働者階級をつなぐ、階級的団結の砦となってきた。新自由主義との最先端のたたかいである。1982年の第2臨調―87年の国鉄分割・民営化と一体で進んだ地対協攻撃のもとで、狭山闘争の解体攻撃、部落の解体、応能応益家賃制度による住民追いだし、更地化攻撃、さらに、部落民労働者を含む労働者の非正規職化・首切りは急速に進んだ。だが石川さんの不屈のたたかいと、八尾北医療センター労働組合を拠点に、道州制―更地化、非正規職化とたたかう八尾北・西郡の闘いは、動労千葉を先頭にした国鉄決戦と一体化することで、道州制・民営化攻撃を根幹からうち破っている。他の多くの部落ではすでに解体されたムラの紐帯も、絶対反対でたたかう西郡では生きており、かけがえのない結集軸になっている。」と狭山と八尾北・西郡を結集軸にたたかうことをあきらかにしている。私たちは、八尾北・西郡を拠点として、労働組合の団結を拡大し、また狭山を全労働者階級の階級的団結の闘いとして発展させていきます。
国や資本に屈服し、自分たちの利益にのみ狭山を利用する腐った解放同盟幹部に、みんな怒っています。
私たちこそが狭山闘争の責任勢力として、石川さんと連帯して再審をかちとります。
動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の9.25反動判決を打ち破る10万人署名運動が東京高裁に向けて闘いぬかれています。国による不当労働行為=国鉄分割民営化の全構造が暴かれようとしている。それに震え上がった国家権力は、白石裁判長を更迭し、難波裁判長を使って、首謀者たちをひたすら隠そうとする9・25反動判決を強行しようとしている。狭山と全く同じやり方だ。狭山の勝利を切り開くためにも9・25反動判決粉砕に向けて総決起する。
                             2013年7月24日

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